2014年2月25日火曜日

院生の皆さん、学部生のみなさん

すでにご案内したように、西山佑司さんの最終講義が3月13日に開催されます。
http://otsuyukio.blogspot.jp/2014/02/blog-post_11.html

学外からたくさんの参加申し込みがあるのですが、肝心の明海の大学院生や学部生からの申し込みがあまりありません。もう少し近づいてからと思っているのかもしれませんが、早目に申し込みをしましょう。学部生については、大津のゼミや科目を履修した人たちだけでなく、西山さんのゼミや科目を履修した人たちも積極的に参加してください。

この日の話は学部生にも理解できるように話してくださるとのことです。

わたくしは、こういう機会や応用言語学会のようなときには、院生は受付などをするのではなく、できるだけ話を聴くようにすべきだと考えています。今回も、関係者に無理をお願いして、受け付けはアルバイトで対応し、質疑応答のマイクの手配も教員でするようにしました。院生は積極的に参加し、質疑応答にも貢献してください。

上記に関連して、受付アルバイトを2名募集します。アルバイトは、最終講義の始まる1時間前から準備を開始し、途中で懇親会会場へ移動し、懇親会での受付の準備をしてもらいます。そのため、西山さんの講義などを聴くことはできませんので、できれば、英米語学以外の学部生、院生を求めます。もし知り合いで関心がありそうな人がいたら、ぜひ紹介して下さい。アルバイトですので、明海大学の規定に従って支払いをいたします。なお、TAなど明海大学と雇用関係のある人は採用できません。

2014年2月11日火曜日

西山佑司教授最終講義と懇親会

明海大学外国語学部教授・同大学副学長の西山佑司さんが今年度末を以って、その職を退かれます。明海大学外国語学部(英米語学科)では以下の要領で、西山佑司教授による最終講義および懇親会を主催することにいたしました。どなたでも参加できますが、いずれも事前申し込みが必要です。ぜひこの機会に西山ワールドをお楽しみください。






明海大学外国語学部(英米語学科)主催
西山佑司教授による最終講義
及び懇親会のご案内

 時下ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
 さて、明海大学外国語学部英米語学科では、
下記の予定で、2013年度限りで退任される西山佑司先生
(副学長、外国語学部教授)最終講義及び懇親会を行います。
  多くの皆様のご参加をお待ち申し上げております。

 ]

 西山佑司教授による最終講義
 日時: 2014313日(木)16001800
 会場: 明海大学浦安キャンパス、講義棟2205教室
 演題: 「単純な文ほどむずかしい 
     ―意味の科学からコトバ教育を考える―
 司会: 大津由紀雄 教授

 懇親会
日時: 2014313日(木)18302030 
                                              (受付開始:18:00)
 会場: オリエンタルホテル東京ベイ・
     宴会場「マルセイユ・ニース」(3)
     279-0011 千葉県浦安市美浜1-8-2 ; 
        TEL:047-350-8111
     (京葉線・新浦安駅北口から、
     ぺデストリアンデッキ直結で徒歩1
 会費: 4,000  (社会人の方)
           2,000  (学生の方)
*懇親会会場で頂戴します。

なお、ご出席される場合は、準備の都合上、最終講義、懇親会
それぞれについて、31()までに下記のメールアドレスに
お返事をいただければ幸いです。

 この件に関するお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。
 *  電話:047-355-5120  (明海大学)
   *  メールアドレス: saishukougi@yahoo.co.jp
*  担当:日野ひのひさのり(英米語学科教員)  

2014年2月4日火曜日

好奇の心と自信と勇気

講義期間が終わって、補講、入試期、定期試験の合間を縫いながら、本業の実験を実施したり、ワークショップ等を企画したり、講演や学会などで東京を離れたりと、にぎやかにやっている間に、ブログの更新が滞ってしまいました。ごめんなさい。

これまでのペースでは考えられないほど長期間、更新がないので、また体調を崩したのではないかという心配してくださったかたもいるようですが、ご安心ください。いたって元気です。

今年度の英語学特講受講者の多くがわたくしの指示どおりの作業を怠らず、最後は受講者間で議論ができるところまでいったということは以前に書いたような気がします。ただ、その後、また一つ、驚かされたことがあります。

試験をしたのが最終回の前の週でした。そして、最終回はその試験の答案に対する講評と答案の返却をしたのですが、なんと出席者がほぼ半数でした。中には就職活動で欠席した人もいましたが、「できなかったので、もう答案も見たくないし、成績も聞きたくない」という人がいました。実際、たまたま、教室に向うわたくしと鉢合わせしてしまった受講者がいて、そう白状したのです。

じつは、その受講者の答案はとてもよく書けていたのです。また、発言は多くはありませんでしたが、こちらの講義は熱心に聴いていました。

つまるところ、自信がないのです。自信がないから、勇気が出ない。悪循環です。わたくしの講義に出ると、それが学部向けであれ、大学院向けであれ、最初に聞くのが「この講義で一番大切なのは好奇の心を持つことです。とくに、《なぜ?》という問いかけは決定的に重要です」ということばです。それを忠実に守り、好奇の心が育っていけば、少しずつ、ものが考えられるようになります。おそらく、英語学特講の多くの受講者はその体験をしたはずです。

これは貴重な体験です。この体験をせずに大学を卒業してしまう人は少なくありません。「大学ランキング」などで上位に入っている大学でも同じことです。

ですから、みなさんはもっと自信を持ってください。そして、勇気を出してください。もうひとがんばりなのです。自信と勇気は一生モノです。もちろん、また挫けてしまうことはあるかもしれません。でも、一度自信と勇気を得たという体験はまた再び自信と勇気を取り戻すための強い武器となります。

講義期間が終わり、教室で定期的に会う機会は終わってしまいましたが、必要なときはいつでもアポイントメントをとってください。《あいつはいつも忙しそうだから》という気遣いは不要です。忙しいのは事実ですが、学生・院生との時間は大事にしたいと思っています。

来年度もおそらく、今年度と同じような曜日、時間帯に講義を出すことになると思います。単位にならない場合も含めて、大津の講義を受けてみたいと思ったら、ぜひメールをください。
oyukio[@]meikai.ac.jp、あるいは、oyukio[@]sfc.keio.ac.jpです([ ]は外して使ってください)。

春休み中も学内外でいろいろな活動があります。「大津研ブログ」なども参考にして、積極的に参加してください。