2013年6月30日日曜日

7月の「大津の会」予定 【追記】7月1日

【追記】
6月の大津の会、金曜日版を28日に開きました。今回は学部生、院生、研修生に加えて、富舘睦子さんとおっしゃる卒業生が参加してくださいました。富舘さんは以前に他大学を卒業された学士さんなのですが、しばらくの間を置いた後、明海の英米に新規入学されたという経歴をお持ちのかたです。現在は明英会という英米卒業生の会の役務を献身的に行っておられます。

富舘さんが参加してくださったおかげで、とても盛り上がりました。若い学生、院生にとってはとても刺激になったことと思います。

大津の会は8月、9月はお休みですが、7月は定期営業いたします。また、10月から12月までの間も営業いたします。どなたでも参加できますので、ぜひ、ご参加ください。


-----
7月に入ります。7月の「大津の会」は以下の日程を予定しています。

火曜日版: 7月9日
金曜日版: 7月26日

いずれも、6時過ぎから、ニューマリンズで開きます。学部生、院生、教職員のみなさん、浦安市民のみなさん、それ以外のみなさん、どなたでも参加できます。アルコールを飲める方はぜひ徒歩ないしは公共交通をご利用の上、ご参加ください。ウーロン茶だと、ちょっとつらくなるかもしれませんので。



2013年6月29日土曜日

業務連絡 ゼミ旅行の打ち合わせ

高階と星野がゼミ旅行の担当を申し出てくれたので、今度の木曜日の昼休みに打ち合わせをします。

軽井沢(信濃追分)の宿での実施を考えるということだったので、さきほど、宿のご主人と電話で連絡をしました。以下、その内容です。

1 9月7日(この日チェックイン、翌日チェックアウト)はあいにく、空きがない。

2 9月2、4、5、8日のいずれかのチェックイン、翌日のチェックアウトということであれば対応できる。

3 最低挙行人数10名、13人までは対応可能。エキストラベッドを持ち込めば、さらに数人対応可能である。(この部分、わたくしの勘違いがあった。)

4 料金は4月に伝えた特別価格で対応してくれるとのこと。夕食と朝食込です。

ということなので、高階、星野、悪いが木曜日までにみんなの意向をまとめておいてほしい。火曜日は発表でいっぱいなので、たとえば、日程一覧表を作っておいて、みんなに書き込んでもらうというのはどうかな。

宿の近くにはテニスコートがあるので、希望者がいれば、そこを予約して利用することもできる。

軽井沢までの交通はおそらく高速バスが一番安いと思う。軽井沢駅からはしなの鉄道で信濃追分まで行く。二駅なので、すぐ。天気がよければ、浅間山を堪能できる。



2013年6月27日木曜日

『英語教育、迫り来る破綻』  できました!

今年度、明海大学では、英語教育のことはほとんど話をしていませんが、このブログでも以下の情報を共有しておきたいと思います。
http://oyukio.blogspot.jp/2013/06/blog-post_27.html

そうそう、あすは6月「大津の会 金曜日版」の日です。わたくし(とその仲間たちと)話のしたい人、どなたでも(ほんとにだれでも)歓迎です。午後6時過ぎ頃から、明海大学内のニューマリンズで開催します。飲める人はビールを飲みながら、飲めない人は食事をしながら、みんなでわいわいやりましょう。

英語教育について議論をふっかけてくれてもいいですよ

2013年6月26日水曜日

欠席の取り扱い

講義に欠席する人がかなりいます。学期初めに伝えたように、欠席の場合は必ずメールで連絡をしてください。

この際ですので、以下のように取り扱い方法を明文化しておきたいと思います。この方式で不都合を感じる部分がある場合は今週中、つまり、6月29日までにメールで連絡をしてください。ない場合は、これで正式決定とします。




大津由紀雄関係科目の欠席取り扱い
2103626

大津由紀雄関係科目の欠席については、以下のとおり、取り扱う。

1 欠席が事前にわかっている場合は、その事情が生じた時点で、大津宛にメールで、その旨、連絡をする。

2 就職活動、サークル活動、家庭の事情などによる欠席は成績認定にあたって考慮する。なお、申告された内容については100パーセントそれを信じるので、事情を証明する書類を提出する必要はない。

3 病気や交通事情による欠席で、事前の連絡ができなかった場合は、事後、なるべく早く(少なくとも、当日中)、大津宛にメールで、その旨、連絡をする。その場合の欠席については、成績認定にあたって考慮する。なお、申告された内容については100パーセントそれを信じるので、診断書や遅延証明書を提出する必要はない。


4 欠席に関してもっとも重要な点は欠席による講義内容の欠落である。その点については自己の責任でしっかりと穴埋めする。

2013年6月25日火曜日

6月25日の講義

本日の講義ですが、「英語学概論」(学部)と「言語心理学特講」(大学院)は都合により休講とさせてください。「都合」の内容は来週お話しします。

ゼミについては、水谷さん先導でゼミ旅行の日程について話し合ってください。

2013年6月22日土曜日

業務連絡---来週のゼミ

大津ゼミのみなさん 

来週25日のゼミですが、全員で教室に集まりましょう。1つはゼミ旅行の打ち合わせ、もう1つは休み前のプレゼンの予定の確認です。

2013年6月21日金曜日

応用言語学特論受講生の皆さん

きのう、久しぶりに皆さんの顔を拝見して、少し頼もしい顔になってきたかなと感じました。あ、これは全体的な印象で、中には、相変わらずという感じの人もいましたが、それはご本人が一番よくわかっていることでしょう。

さて、冒頭の「その後、どう?」という問いかけに対し、≪大学院というところがどんなところなのかよくわからなくなった≫という反応がありましたね。学部とは違って、教員から課題が投げかけれらるのではなく、自分で課題を見つけ、(教員の支援を受けながらも)自分でその課題と格闘するのが大学院であるということまでは気づいたようで、授業の時にも言いましたが、それが実感として湧いてきたのであれば、3か月の成果としては上々であると思います。

ただ、そこであきらめたり、甘えてしまわず、大学院で学ぶ意義を考える。まずは仲間と討論する。もちろん、教員を巻き込んでくれても大いに結構です。

考えるヒントとして、上野千鶴子(2008)『サヨナラ、学校化社会』ちくま文庫、ことにその第4章などは参考になるかもしれません。ついでに、章名に惑わされることなく第1章も読んでみる価値があります。なお、この本は院生の水谷君が≪先生がいつも言っていることと同じようなことが書いてありますよ≫と(呑み屋で)くれたものです。


2013年6月19日水曜日

「競争的資金獲得のコツ」ワークショップ

いわゆる文系領域でも、大学などから専任教員に(ほぼ自動的に)与えられる研究費以外に、科学研究費補助金(科研費)をはじめとする「競争的資金」を獲得することがかなり広まってきました。

しかし、わたくしが若いころ出会った文系研究者のなかには、研究というのは資金の面でも自分の身を削って行うべきもので、本などは給料で買うのが当然のことであるということを公言する人も少なくありませんでした。

わたくし自身は、いわば、文系と理系の境界領域を行ったり来たりして研究を進めていることもあり、本代以外にも、さまざまな設備備品費、消耗品費、人件費、旅費などが必要となります。そこで、科研費などの競争的外部資金を得ることが研究を進めるうえで必須となってきます。

競争的資金を得るのには準備に手間がかかります。ある意味ではめんどうな作業ですが、その準備をし、申請書を書くことによって、長期的視点から、自分の研究の進捗状況を確認することもできます。簡単に一言で言ってしまえば、勉強になることもたくさんあります。

ですから、仮に採択されなくても無駄ではないと思いますが、どうせやるなら、採択されたいと思うのは当然のことです。

そこで、今回は、庶務課の協力を得て、明海大学の教職員のみなさん、院生のみなさんを対象に、競争的資金獲得のためのワークショップを開催することにいたしました。日時などについてはビラをご参照ください。

「競争的資金獲得のコツ」とハオツーもののような感じのタイトルをつけていただきましたが、科研費を中心に、

1 関連情報を集める
2 申請の準備を始める
3 申請書を書く

などの諸点について、できるだけわかりやすく解説したいと思います。

大学院生の皆さんも、ポスドク枠や留学奨学金などを得るために申請書の類を書く機会が多いと思います。今回お話しすることはこうしたことにも役立つと思いますので、ぜひ参加してください。

こういうことに関心がある学部生のみなさんも歓迎します。研究者が研究費を得るためにどんなことをしているのかを知るのもおもしろいことだと思います。

お待ちしています。


2013年6月18日火曜日

大学で英語を学ぶということ、明海大学で英語を学ぶということ

先週の「はじめまして、大津です」講演では、主に明海大学の学部生と院生のみなさんに宛てたメッセージの部分が急ぎ足になってしまったので、改めてこのブログで取り上げたいと思います。今回は学部生へのメッセージです。

わたくしが担当する英語学概論の冒頭でつぎのことを言いました。《みなさんは明海大学の英米語学科の学生であるが、どうしてここで学ぶのかを考えて欲しい。もちろん、「ここしか、行くところがなかった」という、きわめて現実的な理由で来た人もいるだろうが、仮にそうであったとしても、せっかく、ここにこうやって集ったのだから、ここで学ぶ意義を攻撃的に考えて欲しい》。

みなさんは考えました。「英語が使えるようになりたいから」。了解。でも、それなら、英語学校という選択肢もあったよね。「大学卒」という肩書が欲しいからという率直な答えもあった。「高校時代にはあまり学校へ行けなかったので、大学ではきちんと学びたい。そのためには4年間が必要なのだ」という答えも出た。

いろいろと意見が出てくるうちに、「ここは大学で、英語だけでなく、経済学も、文学も、自分の意志でいろいろと学べるから」という意見が飛び出しましたね。そこがとても大切だと、わたくしも思います。ただ、そこから先はみなさん自身で考えを詰めてほしいので、教室での話し合いはそこで終わりにしました。

その後、考えましたか。

わたくしはこう思っています。大学の英語関連の学部や学科では、単にTOEICやTOEFLのスコアを上げるための対策だけでなく、英語という言語の仕組みや働きについて学びます。その過程で、英語の歴史に触れることもあります。英語が現代社会において果たしている役割についても考えます。翻訳・通訳の理論を学び、実践することもできます。別の言い方をすれば、TOEICやTOEFLのスコアを上げるためだけということが目標なら、とても回り道のように思える英語学、英語文学、英語教育、異文化コミュニケーションについて学び、かつ、考えなくてはなりません。

でも、じつは、そうした訓練を受けることで、英語をほんとうに使いこなすためのきちんとした基礎ができあがるのです。よく英語が「ペラペラに」なりたいという人がいますが、単に、英語の単語がどんどんと口をついて出てくるということだけでは英語に使われているようなものです。

でも、これだけなら、ほかの大学でもできます。なぜ明海大学の英米語学科なのでしょう。理由はいくつかあります。そのなかでも一番大切なのは「ことば」という視点をはっきりと持った訓練がなされているという点です。これは英米語学科が属する外国語学部が応用言語学研究科という大学院を持っていることと関係があります。応用言語学研究科については改めて書きますが、そこでの最大の特徴は基礎言語学の基礎(妙な言い方ですが、「基礎言語学」というときの「基礎」とは《応用目的を意識することなく、ことばの本質に迫ることを第一義とする》という意味です)をきちんと築くという点にあります。その研究科の専任スタッフの大部分は外国語学部の教員ですので、英米語学科を含む外国語学部の教育に「ことば」という視点が取り込まれていることは自然です。

具体的に言えば、英語という個別言語がみなさんの母語(多くの人たちにとっては日本語ですが)と、その仕組みや働きの上で、どう関連しているのか、(外国語学部の中に学科が設けられている)中国語とはどのように関連しているのかなどがきちんと学べます。加えて、文学、異文化コミュニケーション、翻訳・通訳理論/実践などの視点が加わります。

どうです。みなさんがとても魅力的な環境にいることがわかったのではないでしょうか。でも、これはあくまで、みなさんが置かれている環境です。それを活用しなくては何もなりません。先生との触れ合いが授業のときだけというのでではあまりにももったいない。科目をとっていない先生とは話もしないというのではあまりにも消極的です。幸い、いまは電子メールという便利な手段があります。メールを活用して、アポイントメントをとり、先生たちと積極的に話し合う。1人で来るのがたいへんなら、仲間と一緒に来ればいいじゃない。

そうやって数年を過ごしたら、結果として(ここ、大切ね、それ自体を直接目指すのではなく、あくまで「結果として」)TOEICやTOEFLのスコアも上がります。しかも、身につけた英語力を活かす力もついているから、いろいろなことができます。

わたくしのメールアドレス、知っていますよね。oyukio[@]meikai.ac.jpです。実際に送信するときには[@]は@に換えてください。えっ、なんでそんなまどろっこしいことをするかですか。まずはメールで尋ねてください。

あ、この記事を読んでいる高校生のみなさん、みなさんからの連絡も大歓迎ですよ。メールを送ってください。


2013年6月14日金曜日

応用言語学研究科のブログ

応用言語学研究科のブログにきのうの講演会への参会記が載りました。
http://blog.goo.ne.jp/meikaiouyou/e/dc4e479634b8bca6504e496b8af1c58e

講演が院生の目にどのように映ったがわかって、参考になりました。一か所だけ訂正があります。「福島からお越しになった」という部分は「福岡から」が正解です。

応用言語学研究科のブログに勢いがついてきました。ぜひこの調子を維持してください。

緊急:6月20日の応用言語学特論、休講では「ありません」

6月20日の応用言語学特論について、休講の案内が届いたと思いますが、処理上の間違いで、大津が担当で、予定どおり、講義します。楽しみにしていてください。(^^)

きのうの「はじめまして、大津です」講演会に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございます

きのうの「はじめまして、大津です」講演会に足を運んでくださったみなさん、ありがとうございます。平日の6時からという、妙な時間設定でしたが、たくさんのかたがたに来ていただき、講演者としてはとても楽しいひとときが過ごせました。

学部生、院生、先生がた、職員のみなさん、浦安市民のみなさん、さらには、九州から飛行機で参加してくれたKくん、名古屋から参加してくださった木越さん、公務多忙ななかかけつけてくださったS校長先生、和光大学時代からの友人で、中学英語教師として大活躍の田島君、ありがとうございました。

結局、終わったのは8時をかなり回った時刻でしたが、その後も残っていた人たちと話がはずみました。お世話くださった津留崎さん、原さんにご迷惑をおかけしてしまいました。すみません。

2時間ではとても話しきれないようなことを詰め込んだ無理がありましたが、途中で睡魔に襲われたかたはほとんどいらっしゃらなかったようで、ありがたいことでした。質問もたくさんあり、こちらの話の足りない部分を補う機会を与えてもらい、ほんとうによい聴衆のみなさんであったと感謝しています。

学部生や院生からの鋭い質問もあり、明海の可能性を大いに感じました。埋もれている部分が多いということは、これからの可能性が大いにあるということで、その支援をするのが教員の役割と心得ます。

明海の学部生や院生は慎み深いのか、授業をとっていない教師に話しかけたり、相談したりする人があまりいないように感じます。そうしなくてはいけない道理はないので、ぜひ積極的に連絡をとってください。メール一本でつながりますので。
oyukio[@]meikai.ac.jp ([@]の部分を@にする)

また、月に二度、火曜日と金曜日の6時から「大津の会」という呑み会をニューマリンズで開きます。日程はこのブログで案内します。つぎは6月28日(金曜日)です。だれでも参加できます。ニューマリンズはソフトドリンクもありますので、飲酒ができない人も参加可能です。


2013年6月11日火曜日

「英語教育、迫り来る破綻」 まもなく定員に

7月14日の講演会「英語教育、迫り来る破綻」の申し込みがまもなく定員に達します。参加予定で、申し込みがまだのかたは大至急申し込むことをお勧めします。

きのうお知らせした、津田塾大学での講演会とはテーマがまったく異なります。普段、明海大学で英語教育のことはほとんど話をしないので、大津の英語教育論をこの機会にぜひ聴いてください。

明海大学の学生・院生のみなさん、津田の場合同様、こういう機会を積極的に活用し、他大学の仲間や(今回の場合だったら)小中高の先生がたとぜひ知り合いになってください。

2013年6月10日月曜日

津田塾大学で認知科学の講演をします

「大津研ブログ」でも紹介したとおり、7月に津田塾大学で認知科学の講演をします。明海大学の学生も、院生も、知り合いを増やすチャンスです。ぜひ積極的に参加しましょう。
http://oyukio.blogspot.jp/2013/06/blog-post_10.html

津田塾大学は英語文学・英語学・英語教育・異文化コミュニケーションなど、英語関連の幅広い教育と研究を行っている、すばらしい大学です。じつは、だいぶ前に、東京学芸大学に勤務していた時、学芸大から自転車で津田塾に行って、言語心理学の講義を1年間したことがあります。そのとき、教えた人の中には立派な研究者になった人もいます。

新浦安の殻のなかにこもっているとなかなか知的拡がりが得にくい部分もあります。こうした機会を大いに利用してください。


2013年6月6日木曜日

「はじめまして、大津です」講演会

「はじめまして、大津です」講演会のビラができましたので、ご覧いただければと思います。平日の午後6時からという、妙な時間帯ですが、学生・院生のみなさん、教員・職員の皆さん、浦安市民のみなさんをはじめ、たくさんの方々にお集まりいただきたいと考え、この時間設定となりました。

名刺代わりの講演ということです。質疑応答の時間も設けるつもりです。万障お繰り合わせのうえ、ご来場いただけますと幸いです。

【大津ゼミのメンバー、大津担当科目受講生】
この講演を聴くと、大津がどんなことに関心を持ち、どんなことを考えているかがある程度わかるようになると思います。

2013年6月4日火曜日

ゼミ旅行

さきほど挙がったゼミ旅行候補日、こちらも対応可能。よかった。


2013年6月2日日曜日

火曜日の会、金曜日の会

午後6時からニューマリンズでの火曜日の会、金曜日の会ですが、6月は11日火曜日と28日金曜日を暫定的に設定したいと思います。急な用事でキャンセルすることもなきにしもあらずですが、そのときは勘弁してください。

大津と話したい人ならだれでも参加できます。

この日程がどうしても合わないという人は別途相談してください。いずれにせよ、夕食はとりますので、うまく調整して、一緒に夕食をとるようにすればいいのですから。