昨日(2015年1月28日)の午後、第一回議論型研究会が開かれました。学部生を中心とした発表が5件、大学院生による発表が2件ありました。プログラムは前の記事に掲載したとおりです。
予定時間どおりに始まった研究会は途中、議論が盛り上がったりして、予定の5時30分を大幅に超過して終わりました。
今回、とてもうれしかったのは、学部生がこの発表をきちんと準備し、ハンドアウトを用意し、発表方法にも工夫を凝らしていたという点です。これは基本中の基本ですが、(明海大学に限らず)そんなことすら、実行できない学部生や院生が増えているように感じられる昨今、立派なことです。
発表の内容も充実しており、ことに、「なぜ?」という問いかけを大切にしている点を高く評価したい。たとえば、ある発表では、映画の字幕と吹き替え台本の内容にずれがあることを示し、そのずれがなぜ生まれるのかという問いを設定して、自分たちの考えをまとめました。他人の考えを要約したり、真似するのではなく、自分たちで考えて研究を進める。すばらしいことです。
おそらく、今回の発表者たちはこの経験からたくさんのことを得たことと思います。と同時に、聴衆も議論に参加しながら、いろいろなことを学んだはずです。そして、話し手も聞き手もこうした議論を楽しんだはずです。
もう一つうれしかったことは、教員の参加が多かったことです。学科の枠を超えて、学部の枠を超えての参加がありました。さらには、卒業生の参加もありました。明海大学の新たな伝統の始まりを見たような気がします。
今回の企画は外国語学部英米語学科の嶋田珠巳さんによるものです。嶋田さんはあまり多くを語りませんが、おそらく、この研究会のために、丁寧な指導をしたものと思います。しかも、当日は、風邪で体調が思わしくない中、最初から最後まで議論に参加し、立派な研究会になるよう努めていました。嶋田さんのこうした姿勢に発表者が鼓舞されたことは間違いありません。
冒頭に「第一回」と書きましたが、プログラムにはそんなことは書いてありません。でも、この試みをこれでおわりにしてしまう手はありません。ぜひ継続的に開催したいと思います。学部生の皆さん、院生の皆さん、次回はぜひ自分の考えをみんなに聞いてもらいましょう。
研究会の後は懇親会で、これまた大いに盛り上がりました。
2015年1月29日木曜日
2015年1月24日土曜日
明海大学議論型研究会
2015年1月28日(水曜日)午後1時から左のフライヤー記載の要領で「議論型」研究会が開催されます。明海大学外国語学部英米語学科の嶋田珠巳さんが企画した研究会です。「議論型」というのは質疑応答、意見交換の時間をふつうより長めにとり、発表者と聴衆との間で自由な議論ができるように配慮したことを意味しています。
学部生の発表も、院生の発表もあります。
この研究会は公開ですので、明海大学の学部生、大学院生、教職員、一般市民のみなさん、どなたでも参加できます。ことに、知的刺激を求めている学部生の参加を期待しています。もちろん、1年生でもかまいません。
事前申し込みは必要ありません。
研究会のあとはニューマリンズでインフォーマルな懇親会を開きます。こちらにもぜひ参加してください。
学部生の発表も、院生の発表もあります。
この研究会は公開ですので、明海大学の学部生、大学院生、教職員、一般市民のみなさん、どなたでも参加できます。ことに、知的刺激を求めている学部生の参加を期待しています。もちろん、1年生でもかまいません。
事前申し込みは必要ありません。
研究会のあとはニューマリンズでインフォーマルな懇親会を開きます。こちらにもぜひ参加してください。
2015年1月8日木曜日
ことしも楽しく、にぎやかに!
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
ことしも楽しく、にぎやかな一年にしましょう。
東京言語研究所のいろいろな新規情報がアップされています。ぜひ積極的に参加してください。春期講座と理論言語学講座には来年度から明海大学の嶋田珠巳さんが講師として初登場です。受講を勧めます。なお、明海大学名誉教授・前副学長の西山佑司さんが研究所の運営委員長を務めておいでです。
http://www.tokyo-gengo.gr.jp/
「大津研ブログ」も更新しておいたので、併せて、ご覧ください。
http://oyukio.blogspot.jp/
ことしも楽しく、にぎやかな一年にしましょう。
東京言語研究所のいろいろな新規情報がアップされています。ぜひ積極的に参加してください。春期講座と理論言語学講座には来年度から明海大学の嶋田珠巳さんが講師として初登場です。受講を勧めます。なお、明海大学名誉教授・前副学長の西山佑司さんが研究所の運営委員長を務めておいでです。
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