「競争的資金」というのは、内閣府の規定によれば、「第3期科学技術基本計画において定義されているとおり「資源配分主体が広く研究開発課題等を募り、提案された課題の中から、専門家を含む 複数の者による科学的・技術的な観点を中心とした評価に基づいて実施すべき課題を採択し、研究者等に配分する研究開発資金」のことを指す」(http://www8.cao.go.jp/cstp/compefund/)ということになります。ごく簡単に言ってしまえば、たとえば、勤務先の大学からほぼ一律に専任教員に与えられる研究費などと異なり、資金を必要とする研究者が自ら研究計画を立案し、それをもとに資金の配分を申請し、審査に通ると、得られるという資金のことです。審査の過程で、他の研究者との「競争」が起こりますから、「競争的資金」と呼ばれます。
競争に勝ち、資金を得るためには、きちんとした研究計画を立てることが必要なのはもちろんですが、それだけでなく、さまざまな工夫も重要です。その辺りを一括して「コツ」と呼び、できるだけインフォーマルな形でお話しようという試みです。
教職員の方々はもちろんですが、大学院生にもぜひ参加してほしいと思います。留学生にとっては日本国内で応募できる競争的資金は多少限定されますが、それぞれの国にも類似の競争的資金があるはずで、今回の話はそういった競争的資金を得ようとするときにも役立つはずです。
また、代表的な競争的資金である「科学研究費補助金」などは税金で賄われている部分が大きいので、一般の方々にとっても無縁の話ではありません。興味がおありでしたら、歓迎いたしますので、ぜひお越しください。
1 日時 2014年7月3日(木)17:00~18:30
2 場所 浦安キャンパス講義棟 2537講義室
3 講師 外国語学部 大津由紀雄
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訂正:事前申し込みが必要です。ビラの下の部分を庶務課古市さんまで提出してください。
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