2015年6月7日日曜日

『科学の健全な発展のために 誠実な科学者の心得』

大学院「応用言語学方法論」を受講中のみなさん

これまでの発表を聴いて、研究者としての基本的な心得がほとんど身についていないように感じます。そこで、次回までに以下の文献を読んでおいてください。この4月に丸善から出版された版もあるのですが、とりあえず、以下のサイトからダウンロードできる「暫定版」で結構です。100ページ程度の短いものですが、基本中の基本が書いてあります。多少、理系に偏った記述もありますが、全体としてはよくできていると思います。

科学の健全な発展のために 誠実な科学者の心得http://www.jsps.go.jp/pablications/data/rinri_j.pdf

そういう人はいないと思いますが、もし、《自分は科学者、研究者をめざしているのではなく、将来は小中高の先生になりたいのです。だから、科学の発展のためだとか、科学者の心得など不要です》と考えている人がいたら、今週の授業の冒頭に発言してください。

ここまで読んで、《上に書いてあった丸善版とはどんなものなのかなあ》と思わなかったら、常々わたくしが言っていることが身についていないということです。さあ、なにをするべきか、わかりますね。


0 件のコメント:

コメントを投稿