みなさんのなかには英語の運用能力を身につけたいと思って英米語学科へ入学した人もたくさんいることと思います。なかには、もっと明確に、TOEICやTOEFLのスコアを少しでも高めたいと思っている人もいるでしょう。
それはそれで立派な心がけと思いますが、もし単に英語の運用能力を伸ばすため、あるいは、TOEICやTOEFLのスコアを上げるためということであれば、それに特化した専門の学校などもあります。それにもかかわらず、((明海)大学の)英米語学科を選んだのはなぜでしょうか。
大津担当の英語学概論では、まず、講義に対する担当者の姿勢、受講者に求めたいことなどについて話し、細かい打ち合わせ(housekeeping)をします。そして、そのあと、講義で配布する「受講心得」について説明します。そして、いよいよ、講義の中身に入るのですが、その冒頭に上に書いた問いについてのみなさんの答えを発表してもらいます。続いて、それを素材にして、みんなで議論しましょう。
上の問いについてよく考え、そのうえで、あなたの答えをノートにまとめましょう。うまく文章にならないところがあったら、それはその点についてのあなたの考えがまだ十分に煮詰められていない可能性が高いと思ってください。
【付記】(2013年4月8日)第二段落最後の「(明海大学の)英米語学科を」としてあったところを、「((明海)大学の)英米語学科を」と換えました。この文脈での本質的な問いは「大学の英米語学科を」というものですので。
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