2013年5月30日木曜日

文献

ゼミの時間にコメントの一部で文献を挙げることがあります。これまでにもいくつか挙げたのですが、その後、詳しい文献情報が欲しいという問い合わせはもらっていません。みなさん、図書館などで現物を見たのでしょうか。

能登路雅子 『ディズニーランドという聖地』 岩波新書
横溝紳一郎ほか 『生徒の心に火をつける』 教育出版
滝浦真人 『日本語は親しさを伝えられるか』 岩波書店

文献を紹介されたら、すぐに図書館に行くなり、ネットで検索するなどして、現物に触れることが大切です。何事も好奇心が大切です。

2013年5月26日日曜日

明海大津ゼミ、初の呑み会


5月21日に、新浦安駅近のビッグシェフという店で、明海大津ゼミの初の呑み会を開きました。

登録ゼミメンバー12名、埼玉県の教頭長期研修制度により西山・大津研究室で研修中の矢持先生、院生の水谷という顔ぶれです。明海のゼミ案内は秋口に行われ、その時点でほとんどの学生が志望ゼミを決めてしまうということを考えると、新任のわたくしのゼミにこんなに学生が集まったことは驚くべきことです。

明海の英米語学科では、ゼミは必修なのですが、3年か、4年かで履修すればよいという仕組みなので、制度上は1年間の付き合いということになります。でも、せっかく、知り合いになれたのだから、できれば(単位にはならないだろうが)2年間はつき合ってもらいたいと希望します。まあ、就職活動もあるし、時間割もけっこう詰まっているようなので、現実的にはむずかしいのかもしれませんが、そういう気持ちでいて欲しいと思います。

明海の大学院では15年以上集中講義をしていたのですが、学部での授業はことしが初めてなので、様子もまだよくわからず、学生の気持ちをきちんと見定めるのにはもう少し時間がかかりそうです。そして、なによりも、学生との間に信頼関係を築くことが必要です。

ゼミ生以外の学生、院生とも、いろいろと情報交換をしたいので、31日金曜日午後6時すぎから、ニューマリンズでビールを飲んで(飲まなくてもいいのですが)語り合う会を予定しています。なお、学生食堂のマリーンズと間違えないでください。そうそう、事情は知りませんが、「マリーンズ」なのに、「ニュー」がつくと「マリンズ」になっているのはおもしろいですね。理由がありそうですね。

【追記】
こんなサイトもあります。関心があるなら。
http://blog.livedoor.jp/japl/archives/67047289.html

関連する情報が載っているサイトは「写真、ピースサイン」でたくさん見つかります。こんなことを出発点にいろいろと考えを巡らすのも悪くないと思います。


2013年5月24日金曜日

業務連絡

先日の呑み会についての記事をアップしたいのだが、写真が欲しい。持っている人は添付ファイルとしてわたくし宛に送ってください。よろしく。

【追記】佐藤からわたくしが独りではしゃいでいるファイルを送ってもらった(それはそれで楽しいが)が、全員が写っているのもあったよね。持ってる人、あれ、送って。

2013年5月22日水曜日

業務連絡

以下のゼミ生は「進路希望登録カード」が未提出だそうです。研究室の扉の脇に封筒に入れて貼っておくので、取って、来週のゼミの時間に必ず提出してください。
12111175(この人、13年5月23日午後6時現在、まだ取りに来ていません。)
もう一名はすでに取りに来たので削除しました。
個人情報なので、名前は載せません。


2013年5月21日火曜日

「応用言語学研究科だより」の記事

明海大学の院生が運営している「応用言語学研究科だより」というブログがあります。そこにインタビュー形式の寄稿依頼に応じて書いた記事が掲載されています。
http://blog.goo.ne.jp/meikaiouyou/e/9d5bd2cafc3718b2f1136fa704f78f70
学部生も含め、関心のあるかたはご覧ください。

以前からのわたくしをご存知の読者は、ずいぶんやさしい物言いができるようになったのだと驚かれるかもしれませんね。ええ、いろいろなところにぶつかって、だいぶ丸くなりました。

いずれ改めて書きますが、応用言語学研究科では博士前期課程、後期課程とも指導教授となる資格を持っています。対応できるのは、ことばの認知科学(言語心理学)、認知科学を基盤とした言語教育論などです。応用言語学を視野に据えた基礎言語学でもかまいません。大学院進学に関心のある人はできるだけ早くアポイントメントをとってください。「できるだけ早く」ということが大切です。他大学の大学院を含めて、どうしたらよいか、一緒に検討しましょう。
oyukio[@]meikai.ac.jp
oyukio[@]sfc.keio.ac.jp  (従前からのもの)
いずれでも対応できます。使用の際は@のまわりのカッコを削除してください。


2013年5月9日木曜日

「はじめまして、大津です」講演会


4月に新浦安へ移ってきましたが、前任校の慶應義塾大学では中締め講義をしました。ならば、新たな場所では「はじめまして講演」をしようと考えました。

詳しいことは後日、お知らせしますが、とりあえず、6月13日木曜日の午後6時から2時間程度を予定しています。想定している聴衆は、明海大学生、同院生、同教職員、浦安市民のみなさんですが、どなたでもお聴きいただけるようにしたいと思っています。

「はじめまして講演」ですので、あまりテクニカルな話にはせず、わたくしがどういう研究者で、どんなことをやってきたか、これからどんなことをやろうと思っているのかなどについて、できるだけわかりやすく話をしたいと思います。同時に、教師として考えていることにも触れる時間があればいいなと考えています。

ぜひたくさんの皆さんに聴いていただきたいと考えています。

えっ、そのあとの呑み会ですか。公式なものはありません。その場の雰囲気次第ということになるかと思います。

2013年5月8日水曜日

もっと志を高く 続き

失望の多い一日だったときのう書きましたが、そのあと、今朝までにメールが3つ届き、心が軽くなりました。

「聞きたいこと、言いたいこと、なんでも、いつでも聞きなさい」というが、そういうスタイルの講義はそもそも珍しく、たまにそういう講義があって、自由に発言しても決して歓迎されない。あの先生はあんなことを言っているけれど、それは建前で、ほんとうは自分たちをばかにしているのではないか。等など、きわめて率直な意見をもらいました。

安心してください。わたくしもだてに歳を取ったわけではないので、それなりの体験があります。≪とりあえずは、あいつを値踏みしてやろう≫とみなさんが考えるのは当然です。まずは信頼関係を築くことが大切。それを一か月でできるなんて、端から考えていません。

≪じゃあ、なんで、きのう、あんなことを書いたんだ!≫ですか。答えは簡単。志を高く持つことはわたくしとの信頼関係とはとりあえず別のことなんですから。まあ、息子と娘がたくさんいる父親みたいなもんだよ。だから、みなさんも≪うるさいおやじだ≫と思いながらも、≪こんど、一緒に呑んでやるか≫ぐらいの気持ちでいればいいんです。ただ、約束だけはきちんと守ろう。

≪なんで、心が軽くなったんだよ?≫ですか。だって、たとえ(直ではなく)メールであっても、ほんとうのところを伝えようと思った人が出てきたからです。それにね、ご当人の了解を得ていないから、くわしくは書けないけど、あるお誘いもいただいたのでね。


2013年5月7日火曜日

もっと志を高く

連休明けの最初の講義日でしたが、学部のゼミと概論に関しては失望の多い一日でした。

まず、約束を守らない受講生が多すぎる。いまごろになって受講票を提出するのは問題外(履修を認めず)としても、毎日一度は必ず閲覧するようにと伝えておいたブログを閲覧していない。ついては、そこに書いてあった課題もやっていない。

授業でも伝えたが、こちらが出した課題で、なぜそのような課題を出されるのか理解できないとか、そのような課題に取り組めというのは求めすぎであるとか、ということがあったら、遠慮なく、言って欲しい。その種の申し出がなければ、契約成立。みなさんはその課題に取り組む義務があります。

もっと志を高く持ってください。

高い志を持ちたいのはやまやまだが、傷ついている自分にはその自信がないという人、一日も早くアポイントメントをとってください。できる限りの支援をしたいと思います。

すでに高い志を持っている人は周りの目は気にせずにもっと自由に羽ばたいてください。そう、きょうのゼミ、概論でも、7人ほど、目に留まった人がいます。こちらの問いかけに口が動いていながら、発言できなかった君、来週は思い切って発言しようね。

だまされたと思って夏休みまでの約2か月、わたくしの指示どおりにやってみてごらん。休み前には≪変わった!≫と自覚できる。

もう一度整理しておきます。

1 言うまでもなく、授業は毎回出席する。
2 やむをえず、欠席する場合は、事前に連絡する。
3 急病など、急な事情で欠席した場合は当日中に連絡する。
4 欠席した分の埋め合わせは自分の責任できちんとしておく。
5 欠席により提出物を出せなかった場合は、翌日に研究室の扉に貼り付けておく。体調などで、それもできない場合は翌日中にメールで連絡する。

加えて、あと二点。

6 特別な事情がない限り、学生が教師に対して「お疲れ様でした」というのは適切ではない。
7 生理的なものなので、やむを得ない場合もあろうが、授業中にお手洗いに行くというのは極力避けるべきである。

2013年5月6日月曜日

プレゼン資料の作り方 主としてゼミ生のみなさん

ゼミ生のみなさんには教室内発表の際、できるだけ、PowerPointなどのプレゼンツールを利用するよう指示しましたね。今回はじめて挑戦する人はまだその使い方を身につけるのに苦労している段階かもしれません。

じつは、さきほど、無料公開されている、とても有益な資料を見つけましたので、紹介します。

「伝わるデザイン---研究発表のユニバーサルデザイン」
高橋佑磨・片山なつ
http://tsutawarudesign.web.fc2.com/

全部だと、かなりのページ数になりますが、この資料自体がとてもきれいに、わかりやすくデザインされていますので、楽しく読めると思います。

勉強に疲れたときなどに読むことをお勧めします。

【付記】こういう有益な資料を無料公開している著者、関係者に敬意を表します。

2013年5月4日土曜日

英語学概論受講のみなさん、大津ゼミ生のみなさん


連休も残りわずかになりましたね。概論受講のみなさんには先々週、筆記体の練習を課し、先週、その成果を確かめましたが、ほとんどの人が満足に書けていませんでした。もう少し丁寧な教材を渡して、練習してもらう必要があることがわかりました。ネット上で、無料で公開されているものをいろいろと探していたのですが、ようやく見つかりました。

そこで、以下をA4用紙にプリントアウトし、練習してください。来週の火曜日に練習した用紙を提出してください。

ゼミ生のみなさんもこの機会に筆記体を練習しましょう。概論の皆さんと同じ作業をしてください。

概論とゼミの両方をとっている人はゼミの時間に提出すれば結構です。

作業に問題がある人はあす5日以内にメールで連絡してください。