2015年11月24日火曜日

11月26日 特別研究・特別演習教室

11月26日 特別研究・特別演習合同は2634で午後1時から行います。午後4時から会議の予定があるので、効率よくことが進められるよう準備しておいてください。


2015年11月13日金曜日

英語学概論(大津・嶋田担当)の受講生のみなさん

英語学概論(大津由紀雄・嶋田珠巳担当)
2015年11月13日
本日の講義でのみなさんからの意見:
A 第一言語(母語)獲得とB 外国語学習の共通点と相違点
共通点:
声を出す
経験(ことばとの触れ合い)が必要
使わないと忘れてしまう
繰り返し使う---聞く
結果として身につけたもの(ことば)を使って本が読める
人間(ヒト)しかできない
相違点:
Aは容易、Bは困難
Aはまっさら、Bは母語が先にある
Aは自然、Bは努力が必要---努力次第で母語を上回ることができる(異論あり)
Aは自分で対象を選べない、Bは選べる
Aは文法を意識しない、Bは意識的に文法を学ぶ
Aは生まれてからすぐ、Bはあと
所要時間
A 8hrs x 365days x 3yrs =8,760hrs
B 50mins x 4 x 30wks x 6hrs = 36,000mins = 600hrs
身につけたものの中身
課題:
「Aは容易、Bは困難」に関連して、Aは(ほとんどの場合)失敗しないが、Bは失敗することが多い。それはなぜか。
そのつぎの課題:
効果的で、効率のよい外国語学習法とはなにか。


大津専門領域研究講座(通称ゼミ)の申し込み受け付けは終了しました

大津専門領域研究講座(通称ゼミ)の申し込み受け付けは終了しました。


議論型研究会


嶋田珠巳先生の企画による議論型研究会がことしも開催されます。みなさん、積極的に発表しましょう。そして、積極的に議論に参加しましょう。


2015年10月30日金曜日

大学院生のみなさん!

昨日(10月29日)開かれた修士論文中間発表会に関連して、伝えておきたいことがあります。院生全員で共有できるようにしてください。

1 修士論文中間発表会といえば、発表するしないとは別に、大学院生にとってきわめて重要な時間です。最初から最後まで出席し、意見の交換をするのが当然のことです。ほかに予定があった、都合がつかなかったといろいろと理由づけはできるでしょうが、万難を排して参加するのが院生としての最低限度の心がまえです。

なかには、都合で参加できない旨、事前に知らせてきた院生もいます。それはそれで一応了承しましたが、≪参加できなくて残念だ≫という気持ちがあれば、仲間にハンドアウトをとっておいてもらい、それをすぐに読んで、わからないところ、意見のあるところなどはすぐにそのハンドアウトの作成者に連絡する、そのくらいのことはするはずです。まだしていない人、いますね。

院生としての心がまえはみなさんが修士1年の時にかなりきちんと説いたつもりです。もう一度、そのときのノートを見返してください。

2 さて、発表会が終わった。そうしたら、院生室に戻って、みんなで反省会です。反省会といっても、会の運営についてではなく、発表内容、発表方法です。そして、議論が夜遅くまで続く。それが院生生活の楽しみでもあるはずです。知る楽しみ、考える楽しみ、議論する楽しみを抜きの院生生活はあり得ません。

これからはこんな、ごく当然のことを書く必要がなくなることを願っています。博士後期の院生を中心に、まずは猛省し、これからどうすればよいのかを徹底的に話しあってください。新たな明海大学大学院文化を創り出す担い手になって欲しい、強くそう思っています。

追伸
「すみませんでした」などということは言う必要はありません。あくまで実行あるのみです。


2015年10月29日木曜日

慶應義塾大学言語文化研究所言語学コロキアム    

標記のコロキアムの新たな案内が以下のサイトに掲載されています。院生はもちろん、学部生もぜひ積極的に参加してください。
http://www.icl.keio.ac.jp/colo/

なお、このコロキアムのシリーズについては毎回毎回案内はしませんので、上記のサイトを定期的に閲覧する習慣をつけてください。


2015年10月25日日曜日

教育対談

昨日(10月24日)、明海大学浦安キャンパスで、和田稔名誉教授と高野敬三教授の教育対談が開催されました。和田先生はご承知のように、高等学校教諭、文部省教科調査官を経て、明海大学で教鞭をとっておられた英語教育界の重鎮です。高野さんはごく最近まで、東京都の教育監をお務めになっていた教育行政のプロで、この4月から明海大学で教職志望の学生を中心に指導されています。

高田智子明海大学教授が企画したこの教育対談には特段の広報をしなかったにもかかわらず、およそ80名の聴衆が集まりました。教職志望の学生、大学院生、現職の先生、教育行政関係者がお2人の話に熱心に聞き入っていました。

「英語教育の今昔」と題されたこの対談は単に過去を振り返るだけでなく、現状の分析と将来への展望を含む、非常に刺激的な内容のものでした。

対談のあとには質疑応答の時間も用意され、(みなさんご想像のとおり)わたくしも質問させてもらいましたが、大津研究室の安西ゼミ員と庭山院生が質問をし、とても誇らしく思いました。

学生のみなさん、院生のみなさん、こうした機会をぜひ積極的に利用してください。


2015年10月21日水曜日

研究会案内

第20回ICRセミナー: 「視点」が関わる言語表現をめぐって
http://www.u.tsukuba.ac.jp/~kubota.yusuke.fn/icr-seminar.html

趣旨:

Potts (2005) は、「慣習的含意」 (conventional implicature; CI) の概念
に現代的な再定義を与え、その投射性を分析する新たな枠組みを提案した。こ
の研究は、これまで形式意味論であまり分析の対象とされてこなかった類の言
語現象に対する形式的アプローチの可能性を提示した点で画期的なものである。
一方で、その後多くの研究者によって多様な言語表現がCIとして分類され
(Sawada 2010, McCready 2010など)、その形式的な分析が試みられた結果、
Pottsが提案したmultidimensionalな枠組みの問題点が色々と明らかになって
きている。特に、CIには、文脈依存性を示す性質が顕著に認められ (Amaral
et al. 2007など)、このことが、「コンテクストを排除した語用論の理論」と
いう本質的な矛盾をあえて利点として前面に出し、結果として広く使われるよ
うになったPotts (2005) の枠組みの根源的な限界を示しているように思われ
る。このことをふまえ、意味論と語用論のインターフェイスの設計を改めて一
から考え直すことが必要であろう。

今回のセミナーでは、広義でのCIに含まれる現象の中で、特に文脈依存性の一
つの現れである「視点」の概念が関わると考えられるものに焦点を絞って、具
体的な言語現象の振る舞いを注意深く検討し、その理論的な意味合いを考察する。


場所: 筑波大学東京キャンパス (最寄り駅: 丸ノ内線 茗荷谷) 134号室

日時: 11/14 (土) 13:00 - 17:20


企画・司会: 窪田悠介 (筑波大学・オハイオ州立大学)

講師: 大島義和 (名古屋大学)、澤田治 (三重大学)


13:00-13:20 窪田悠介 (筑波大学・オハイオ州立大学) セミナーの趣旨の説明、
研究背景の概観

13:20 - 15:00 大島義和 (名古屋大学) 視点動詞の指標的意味とその投射パターン

15:00-15:20 休憩

15:20 - 17:00 澤田治 (三重大学) 語用論的スケール表現の投射的振る舞いにつ
いて:
モダリティ表現の関与の可能性を考える

17:00-17:20 まとめ


主催: 筑波大学 人文社会国際比較研究機構 (ICR)

問い合わせ先: 窪田悠介 (kubota.yusuke.fn@u.tsukuba.ac.jp)

2015年10月15日木曜日

2015年10月14日水曜日

金曜日院ゼミ

16日(金曜日)の院ゼミですが、浅田浩志さんをゲストにお迎えします。浅田さんは現在、アメリカ在住で、以前はNHKでビジネス英語の講師をなさっていたこともあります。

したがって、今週は生成文法はいたしません。

あ、でも、今週も授業の一環なので、出欠はとります。




合同特別演習・特別研究

あすの合同特別演習・特別研究の場所は2633教室です。午後1時開始です。


2015年10月12日月曜日

「大津の部屋---おひまなら来てよね」兼ゼミ吞み会

10月20日(火曜日)午後6時からニューマリンズで「大津の部屋---おひまなら来てよね」兼ゼミ吞み会を開きます。だれでも参加できます。参加費は1000円です。飲み物や食べ物は十分に出ます。不足分は大津研究室が負担します。

ゼミ生はもとより、学部生、院生、研究室関係者、教職員のみなさん、一般市民のみなさん、大津とその仲間たちと話してみたい人ならだれでも大歓迎です。事前申し込みは必要ありません。


2015年10月9日金曜日

上智大学での講演

明海大学大学院応用言語学研究科修士課程を修了して、現在は上智大学の大学院に在籍している松田竜宙君から以下の案内が届きました。明海大学の院生、学部生、教職員のかたがたにも案内してほしいということでしたので、以下に転載します。

上田さんはわたくしもよく存じ上げているすばらしい研究者です。

上智大学言語学会30周年記念
特別講演シリーズ②

講演者:
北海道大学教授 上田雅信先生

講演タイトル:
生物言語学:近代科学としての位置づけについて

講演者の経歴:
1953年、愛知県生まれ。同志社大学(学士)、上智大学大学院(修士)、マサチ
ューセッツ大学アマスト校(言語学Ph.D.)。2001年4月より北海道大学教授。
専門は理論言語学。主な著書に『生成文法を学ぶ人のために』(共編著、世界思
想社)、『言語の設計・発達・進化:生物言語学探求』(共著、開拓社)、
Advances in Biolinguistics: The Human Language Faculty and Its 
Biological Basis(共著、Routledge)など。

日付および時間帯:
2015年10月28日(水) 17:00-19:00

場所:
上智大学四ツ谷キャンパス 中央図書館8階 L-821

備考:
上智大学言語学会の会員でない方は、入場の際、当日会員登録料¥500をお支払い
ください。

主催:
上智大学国際言語情報研究所・上智大学言語学会

問合せ:
学会事務局 03-3238-3493, suls1985@gmail.com

学会ホームページ:
http://sophials.sakura.ne.jp

2015年10月8日木曜日

言語教育関連の講演

以下の講演を引き受けました。公開だそうですので、明海の学部生、院生、関係者も参加できます。ただし、講演会後の懇親会は参加できません。わたくしの指導院生はできるだけ参加してください。なお、参加希望の場合はあらかじめt.fukutomi16[@]gmail.com(@の前後の[]は削除してください)の福富さん宛に参加申し込みをしてください。

この記事をご覧の一般のかたで参加希望の方がいらっしゃいましたら、同様に、参加申し込みをしたうえ、ご参加ください。

【三田教育学会講演会】

2015年10月17日(土)14時30分~17時
於 慶應義塾大学 三田キャンパス 南校舎 476教室

講演者:
大津由紀雄先生(明海大学外国語学部・大学院応用言語学研究科教授)

講演題目:
ことばと教育について考えるときに必要な言語学と認知科学

講演概要:
現行の学習指導要領では言語力の育成を教科等横断的に行うことの重要性がはっ
きりと謳われています。しかし、先生がたの間では、言語力の育成と言っても具
体的になにをしたらよいのかという戸惑いが広がっています。また、ことばの教
育そのものについても、なにを目的とするものなのかもはっきりせず、当然のこ
とながら、目標についても混乱がみられます。こうした現状を踏まえ、言語学と
ことばの認知科学に身を置いてきた研究者として、教育に関わる方々にはぜひこ
れだけはきちんと理解しておいてほしいということをできるだけ専門用語を使わ
ずにお話し、慶應義塾大学におけるわたくしの研究・教育活動の1つの区切りと
したいと思います。あっ、今回もあくまで「中締め」ですからね。くれぐれも誤解のありませんよう。

<当日のタイムスケジュール>

14時30分-16時 大津先生ご講演

16時-16時20分 小休憩

16時20分-17時 質疑応答

2015年10月1日木曜日

廃棄本

明海大学へ来て、はじめて、研究室の本の整理をしました。結果、けっこうな数の本を廃棄することにしました。手伝いに来てくれた人たちに優先的に頒けましたので、あまり残っていませんが、残りを研究室の外の段ボールに入れて置いてあります。ご希望の本があったら、遠慮なく持って行ってください。


2015年9月30日水曜日

あす、10月1日、研究室整理

院生、ゼミ生、学部生、研究室関係者のみなさん、急な話で申し訳ないけれど、あす、10月1日正午から管理研究棟7階の大津研究室の書棚整理をしたいと思います。正午から始め、途中、2時40分から、わたくし自身は教授会のため中座しますが、おそらく、夕方までかかると思います。都合のつく時間帯だけ手伝ってくれると幸いです。

学部生と院生にはアルバイト料を支払います。また、不要本もかなりあるので、そちらは先着順で、希望者に差し上げます。

よろしく。


2015年9月17日木曜日

大津を指導教授としている院生のみなさん

Kaufmannさんの講演に参加した庭山、Tabolt、福渡はよいのですが、参加しなかった/できなかった院生からは誰一人として連絡がありません。
http://otsuyukio.blogspot.jp/2015/09/blog-post_15.html

上の記事に書いたように、今回は急な話でしたので、都合がつかない場合があることは十分に理解できます。問題は事前にその旨、連絡をすることをしなかったこと。さらに、事後にあっても、いまだになんの連絡もしてこないことです。

「新浦安日記」と「大津研ブログ」は毎日閲覧するように伝えてありますね。それすらも怠っているようであれば、わたくしとしても、責任をもった指導ができません。

「わたしの事情はわかってもらっているはずだから」という種類の甘えも禁物です。


2015年9月15日火曜日

院生のみなさん

昨日(9月14日)、大学でMagda Kaufmannさんの講演がありました。大学院生(静岡大学からの参加もありました)、教員、研修性などの参加があったなか、明海の院生、ことに、わたくしの指導を受けている院生で欠席した人がいたことはまことに残念です。直前の連絡でしたので、都合がつかなかった人がいることは十分に理解できます。しかし、そうであれば、すくなくとも、事前にわたくしにメールで、参加できない旨連絡すべきです。

閲覧回数から判断すると、院生でこの「新浦安日記」と「大津研ブログ」を毎日閲覧していない院生がいます。年度初めに伝えたように、毎日、更新があるわけではありませんが、閲覧は欠かさないでください。

同じ失敗を2回以上繰り返してはなりません。


2015年9月14日月曜日

急告 院生のみなさん

本日(9月14日)のMagda Kaufumannさんのトークに関連して、終わった後、ごく簡単な懇親会をやりたいと思います。その買い出しにヨーカ堂へ行ってもらいたいので、集まれる人は2時に研究室へ来てください。

ついでなので、書いておきますが、きょうのトークでは、わからないこと、もっと知りたいこと、言いたいことなどを積極的に発言してくださいね。


2015年9月12日土曜日

言語学講義 9月14日

時間が変更になりました。大学院生は積極的に出席してください。

Linguistic Lecture at Meikai University
September 14th, 2015
3:00pm – 5:00pm
Meikai University
Room 2409

Magdalena Kaufmann, University of Connecticut

“Locating events in tme and across worlds: the case of "tokoro da””



2015年9月7日月曜日

14日(月曜日)午後4時から 意味論特別講義 時間が変更になりました

詳細は追ってお知らせしますが、14日(月曜日)午後3時から意味論に関する特別講義を予定しています。講師による講義は英語です。とくに、大学院生の積極的な参加を期待しています。


2015年9月2日水曜日

6階の部屋の本

関係者のみなさん

6階の部屋に置いてある本ですが、何冊かが見当たりません。借りていった人は大至急返してください。また、借り出す場合は必ずわたくしに断ったうえで、借り出しノートに記帳してください。


2015年8月29日土曜日

2015年8月23日日曜日

院生の皆さん

佐々木文彦先生からみなさんにも連絡があったとおり、以下の修士論文最終試験が行われました。

日時:2015年8月21日午前9時50分~午前10時30分
場所:2332講義室

院生:茅野卓弥
修士論文題目:動詞の全体作用 ―譲渡不可能名詞との関係から―
主査:佐々木文彦
副査:大津由紀雄
副査:嶋田珠巳


この最終試験は公開で、主査、副査のほかにも、研究科長をはじめ、研究科の教員も参加しました。わたくしが驚いたのはそこに院生が一人もいなかったことです。

1 院生仲間として茅野の研究成果を聞きたいと思う
2 院生仲間として茅野の応援をしたいと思う
2 院生として最終試験がどんなものであるかを知りたいと思う

などはごく自然な思いではないでしょうか。

みなさんには繰り返し、仲間同士での議論の重要性を説いていますが、まだそれが理解されていないようで、ほんとうに残念です。

後期にも、さまざまな会が開かれます。積極的に参加してください。


2015年8月12日水曜日

「Praat による音声加工と知覚実験の実施法」講習会



標記の講習会が開かれます。学生には格安の参加費が設定されていますが、人数枠が少ししかないので、関心のある院生はなるべく早く申し込むことを勧めます。音声関連の研究をしようとしている人にとっては見逃せない機会です。


2015年7月20日月曜日

ひらめき☆ときめき 手伝い急募

ひらめき☆ときめきが近づいてきました。以前、そのための手伝い(院生)の募集をしましたが、まだ人が足りません。前日か当日のいずれか一日でも結構です。協力してください。
http://otsuyukio.blogspot.jp/2015/07/blog-post_15.html

確認のため、これまで申し出のあった人は以下のとおりです。

前日は、福渡
当日は、福渡、包
なお、両日とも、須田先生が手伝いを申し出てくださっています。

以下、準備に関する連絡です(庶務課の古市さんから)。
☆ 前日(7/24)の設営ですが、16:20から開始します。院生のお手伝いの方も16:20に2534講義室にお集まりいただけますようお伝え願います。
☆ 当日(7/25)の院生の集合時間は9:30とさせていただきます。両日とも2534講義室に直接お越しいただけますようお願いします。




2015年7月18日土曜日

7.17 大津の部屋---おひまなら来てよね

7月17日(金曜日)午後7時から、新浦安駅の花の舞で、大津の部屋---おひまなら来てよねを開催しました。院生のJoeが夏休みでアメリカへ戻る前に開催しようということで、急遽決めたものですが、13名の参加があり、楽しいひとときを過ごしました。

学部生、院生、大津研究室関係者、その友人と、多様な顔ぶれでしたので、いろいろな話ができました。

7時からの開催ということで、時間的にはあまり余裕がなかったのが残念でした。

この催しはだれでも参加できます。ことに、学生、院生、教職員の参加を歓迎します。大津と話してみたいというかた、ぜひ次回、ご参加ください。


2015年7月17日金曜日

この水筒の持ち主は?

持ち主がみつかりました!

この写真の水筒、わたくしの研究室に10日ほどお泊りいただいています。そろそろお引き取りいただきたいのですが、お心当たりのかたは連絡してください。なお、当研究室の室料は1泊0.2ニューマリ・ランチです。




2015年7月15日水曜日

急遽開催 大津の部屋---おひまなら来てよね

急な話ですが、7月17日(金曜日)午後7時から大津の部屋---おひまなら来てよねを開催します。院生のJoeが夏休みでアメリカへ戻る前に開催しようということで、急遽決めました。そんな事情があるので、いつもの会と以下が異なります。

1 大学院の講義があるので、6時開催にはできません。そこで、午後7時に管理研究棟1階に集合します。そのあと、新浦安駅方面へみんなで向かいます。

2 事前申込制です。参加希望者はメールをください。あて先は
oyukio[@]meikai.ac.jp
@の前後の[ ]は削除する

院生、学部生、教職員、だれでも参加できます。お待ちしています。


大学院生の手伝い募集

院生のみなさん

ひらめき☆ときめきのことは知っていると思いますが、
http://oyukio.blogspot.jp/2015/06/blog-post.html

以下のとおり、その手伝いをしてくれる人を求めます。できるだけ早く以下宛にメールをください。
oyukio[@]sfc.keio.ac.jp
実際に使うときには、[ ]を削除してください。

7/24 16:20からの設営、7/25の受付開始から終了まで
謝金は時給800円

4名を募集します。よろしく。

2015年7月13日月曜日

7月の合同特別研究、特別演習

7月は今週16日(木曜日)です。15日という問い合わせもありましたが、16日です。不都合があるようでしたら、知らせてください。

場所は2634です。

これは院生に公開していますので、参加を希望する院生はだれでも参加できます。


2015年7月10日金曜日

「コーパス準拠の英語力レベル基準特性を活用した新しい言語テストの構築 」 公開シンポジウム

関心のある人はぜひ参加したらどうでしょうか。申し込みは急いだ方がよいと思いますよ。


平成24-27年度科学研究費補助金 基盤研究(B) 課題番号 24320103 (代表:根岸雅史)

「コーパス準拠の英語力レベル基準特性を活用した新しい言語テストの構築  」
公開シンポジウムのお知らせ (再送)


以下の要領で公開会議を開催します。定員150名、先着順です。

*定員に若干余裕がありますので、再度お知らせします。すでにお申込みいただいている方は、再度のご連絡は不要です。*


日時:2015年8月17日(月)10:00~

場所:国立オリンピック記念青少年総合センター

http://nyc.niye.go.jp/category/access/

≪プログラム≫

10:00-10:15  科研の趣旨説明(根岸雅史)

10:15-11:00  学習者コーパスの収集(長沼君主)

11:00-11:45  学習者コーパスからの基準特性の抽出(投野由紀夫)

11:45-13:00  昼食

13:00-13:45  学習者言語の文法基準特性(村越亮治)

13:45-14:30  学習者言語の語彙基準特性(工藤洋路)

15:00-15:45  学習者言語の基準特性に基づくテスト開発(根岸雅史)

15:45-16:10  学習者の発達段階を意識した指導(藤田義人)

16:10-16:30  新しい文法テストの教室での利用(山田容平)

16:30-16:45  フロアを交えたディスカッション

終了後、懇親会


対象者:大学教員、学生、小・中・高校の教員、英語教育関係企業、その他英語教育に関心のある方

定員:150名程度

参加費:無料

参加希望者は下記にご記入の上、メールでお申込みください。メールの件名は「根岸科研シンポジウム参加申し込み」としてください。

*定員に達し次第締め切ります。

なお、シンポジウム終了後、懇親会を予定しております(会費・場所未定)。懇親会への参加をご希望の方は、その旨をあわせてご記入をお願いします。

お申込みメール宛先 投野研究室: tonolab.tufs@gmail.com

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根岸科研公開シンポジウム参加申し込み

お名前:

所属:

懇親会への参加有無:

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東京外国語大学投野由紀夫研究室
押領司 智子
〒183-8534
東京都府中市朝日町3-11-1 (研究講義棟 632)
E-mail: tonolab.tufs@gmail.com

2015年7月6日月曜日

「競争的資金獲得のコツ」

今年度も、「競争的資金獲得のコツ」を開催します。

日時  7月16日(木) 16:20 -17:50
場所  2406講義室

今回はこれまでより具体的に申請書の書き方についてもお話しいたします。また、研究倫理のことにも触れる予定です。

教職員の方々はもちろんのこと、院生のみなさんもぜひ出席してください。また、関心のある学部生も大歓迎です。


2015年7月2日木曜日

ゼミの呑み会

6月30日(火曜日)の夜に今年度第2回目の呑み会を開きました。今度の会場は新浦安の土間土間です。

平日の夜間で、都合で参加できない人もいましたが、集まった10人は大いに食べ、呑み、語り合いました。

幹事の桑原、ありがとう!

呑み会のときは新浦安泊ということをすることもあるのですが、出張その他が続いたあとの今回は帰宅することにしました。ということは10時すぎには新浦安をでないと帰りつけません。泣く泣く、一次会散会のあと、新浦安を後にしました。

できれば、学期が終わるころ、またやりたいですね。今度は「大津の部屋」にしましょうか。


院生の皆さん、しっかりしてください!

先週の土曜日に開催された、下記の公開講座に学生、院生のだれも出席しなかったということで、失望しました。野田さんの話は院生の皆さんとの研究関心と重なる部分も多いので、ぜひ出席してほしかったですね。こちらから案内をしないと行かないというのでは困ります。逆に、みなさんのほうから「先生、こんど、こんなのがあるようですよ」とか言ってほしい。院生室の催し物リストをきちんと機能させてください。

日本語教育のための日本語文法
<講師>野田(のだ) 尚史(ひさし) 氏 (国立国語研究所 教授)
http://www.tokyo-gengo.gr.jp/

なお、この講演の際に配布された、詳しい資料は手元にあります。希望者がいたら、メールで請求してください。


別件ですが、以下の案内が届きましたので、伝えておきます。

津田塾大学言語文化研究所プロジェクト                                                         
                                                                            
        「英語の共時的及び通時的研究の会」


*第57回研究会のお知らせ*


下記の通り、第57回研究会を開催致します。お忙しい時期に恐縮ではございますが、皆様のご参加をお待ち申し上げております。なお、今回はこれまでとは開始時刻が異なっておりますのでご注意下さい。


日時:2015年7月18日(土曜日) 午後2時~5時10分

会場:津田塾大学(小平キャンパス) 1号館 大会議室 


プ ロ グ ラ ム

 <講演I>

午後2時~3時30分

小泉 政利 先生 (東北大学 教授)

「言語が違うと世界が違って見えるか?」


<講演II>

午後3時40分〜5時10分

中島 平三 先生 (学習院大学 教授)

「卒論の思い出とPerlmutter’s Generalization」

2015年7月1日水曜日

ひらめき☆きらめきサイエンス、うらやすこども大学、競争的資金獲得のコツ

ひらめき☆ときめきサイエンスとうらやすこども大学についての情報を「大津研ブログ」に掲載しておきましたので、ぜひご覧になって下さい。
http://oyukio.blogspot.jp/2015/07/blog-post.html

また、詳細は追って掲載しますが、7月16日(木曜日)16:20~17:50の枠で、恒例「競争的資金獲得のコツ-- 外部資金を獲得して、充実した研究生活を --」を開催予定です。ことしは研究倫理についての話も少しいたします。院生、教職員はもちろん、関心のある学部生も大歓迎です。こちらは事前申し込み不要です。




2015年6月22日月曜日

6月26日3限

6月26日(金曜日)の休講について、3限は通常どおりの予定と伝えましたが、都合がつかないので、休講とします。

2015年6月18日木曜日

「はじめまして」講演会、本日開催です!

本日開催です。

明海大学外国語学部英米語学科ではここ数年、新任の専任教員による講演会(「はじめまして」講演会)を開催しています。今年度も高野敬三氏(教員養成・教職課程)と瀧田健介氏(言語学・英語学)のお二人による講演会を以下のとおり、企画しました。学部生、院生、教職員はもとより、学外にも広く公開いたしますので、関心がおありの方はぜひご参加ください。お待ちしています。なお、事前申し込みの必要はなく、参加費も無料です。

6月18日(木曜日)午後6時10分から午後8時10分ごろまで
明海大学浦安キャンパス2401講義室

午後6時10分から午後6時20分まで
開会(あいさつ、講師紹介など)

午後6時20分から午後7時10分まで(質疑応答を含む)
瀧田健介氏: 『同じ』って何だろう? --省略現象からみる、言語における『同一性』--

午後7時20分から午後8時10分まで(質疑応答を含む)
高野敬三氏: 私と学校と教育委員会

2015年6月16日火曜日

ふたたびメールの書き方

わたくしを含めて、人間は失敗します。大切なことは同じ失敗を二度三度と繰り返すことがないようにすることです。これは習慣の問題でもありますから、習慣となるまで努力する必要があります。

メールの書き方。「メールの書き方」と言っても、ごく基本的な形式の問題です。メールを送るときには、。

1 件名
2 本文冒頭の宛名
3 本文
4 差出人名(必要なら、学生番号等)

は必ず書きましょう。「件名なし」というのはスパムメール扱いされる可能性もありますし、仮に無事相手に届いても、今度は相手が不安になります。どんな内容かわかりませんからね。

2の宛名と4の差出人名はメーラーが自動的に付してくれるから不要とは思わないでください。それとは別にきちんと《本文中に》宛名と差出人名を書きましょう。

こういったことに限らず、常に相手の気持ちになって行動しましょう。相手が必要と思うであろう情報は可能な限り提供しましょう。しかも、できるだけわかりやすく、かつ、ていねいに。


ゼミ生のみなさん

今年度のゼミ生できのうサイボウズからの正体を受けていない人は大至急メールをください。その際、PCメールアドレスを教えてください。

また、招待を受けた人はすぐに招待を受け入れてください。今晩、ゼミ旅行についての調査をします。


2015年6月15日月曜日

「かしこまりました」の誤用

「了解しました」、「承知しました」、「了承しました」、「かしこまりました」の使い方についてはいろいろなところで話題になっているので、知っている人も多いかと思います。

そのうち、「かしこまりました」は丁寧な表現ですが、使うのは先生、上司、顧客などから依頼や指示を受けたときで、助言を受けたときには使いません。

(誤用例)先生: この論文の構成についてはもう一度考え直したほうがいいね。学生: かしこまりました。

上の例であれば、(先生との親しさなどによって表現の選択が異なりますが)「ご助言、ありがとうございます。考え直してみます」という言い方がふさわしい。

2015年6月12日金曜日

メールの書き方

講義で説明したとおり、メールの「件名」欄は宛名を書くところではありません。その間違いをしてしまった人は練習のためにメールを再送してください。


2015年6月8日月曜日

応用言語学方法論

高田智子先生のご講義は7月14日と21日に決まりました。21日は「個別指導」となっていましたが、全員受講の講義となります。なお、高田先生のご講義は大学規定の時間どおり、18時からですので、間違えないようにしてください。


2015年6月7日日曜日

この動画を見てください、そして、記事を読んでください

【追記】以下の記事は講義を特定していないことからわかるように、特定の講義の受講者に向けたものではありません。大津担当の講義を受講するすべての人たち(学部生、院生、その他を問わず)に向けたものです。

まずこの動画を見てください。つぎに、記事を読んでください。
http://digital.asahi.com/articles/ASH5Z02M8H5YUTIL078.html?iref=comtop_fbox_d1_02

今週の講義の時、みなさんの感想を聞かせてください。


『科学の健全な発展のために 誠実な科学者の心得』

大学院「応用言語学方法論」を受講中のみなさん

これまでの発表を聴いて、研究者としての基本的な心得がほとんど身についていないように感じます。そこで、次回までに以下の文献を読んでおいてください。この4月に丸善から出版された版もあるのですが、とりあえず、以下のサイトからダウンロードできる「暫定版」で結構です。100ページ程度の短いものですが、基本中の基本が書いてあります。多少、理系に偏った記述もありますが、全体としてはよくできていると思います。

科学の健全な発展のために 誠実な科学者の心得http://www.jsps.go.jp/pablications/data/rinri_j.pdf

そういう人はいないと思いますが、もし、《自分は科学者、研究者をめざしているのではなく、将来は小中高の先生になりたいのです。だから、科学の発展のためだとか、科学者の心得など不要です》と考えている人がいたら、今週の授業の冒頭に発言してください。

ここまで読んで、《上に書いてあった丸善版とはどんなものなのかなあ》と思わなかったら、常々わたくしが言っていることが身についていないということです。さあ、なにをするべきか、わかりますね。


2015年5月30日土曜日

大津関連授業休講

6月16日(火曜日)の3限、4限、6限の講義、6月26日(金曜日)の5限、6限の講義は休講とします。

なお、6月26日(金曜日)の3限は通常どおりの予定です。


特別演習・特別研究

6月大学院合同演習は6月25日(木曜日)に行います。午後1時からで、場所は未定です。


慶應言語学コロキアム

慶應義塾大学言語文化研究所のコロキアムのお知らせです。1つは言語進化、もう1つは音声知覚の発達の話です。とくに、最初のものについては、多くの学部生、院生が参加することを期待しています。

わたくし自身はあいにく、講演で参加できないので、ぜひ話の内容を聞かせてください。


2015年5月28日木曜日

PowerPointとプレゼンテーション

PowerPointは効果的に利用すれば、プレゼンテーションのための強力な助っ人になります。しかし、その使い方を間違えると大変なことになりかねません。以下の記事にはその点に関して参考になることが書いてあります。

http://www.washingtonpost.com/posteverything/wp/2015/05/26/powerpoint-should-be-banned-this-powerpoint-presentation-explains-why/

念のため書いておきますが、プレゼンテーションにPowerPointを使ってはいけないと言っているのではありません。その効果的使用法を考える必要があると言っているのです。


2015年5月27日水曜日

応用言語学特論課題 6月4日提出 【一部訂正】

【提出日が間違っていました。6月4日(木曜日)です。訂正します。】

今週と来週の応用言語学特論は、当初の予定ですと、大津担当ということになっていましたが、今週は嶋田先生が先週の続きを講ずることとなりました。

さて、わたくしの担当は6月4日となりますので、その日までに、以下の課題に対する答をA4用紙片面1枚以内にまとめ、当日の講義の冒頭に提出してください。もう何度も繰り返して注意していることですので、大丈夫だとは思いますが、

1 提出は6月4日曜日)午後6時。遅れての提出は一切認めない。なお、この科目は大津単独のものではありませんので、午後6時から始めます。

2 答案用紙の上部に、氏名、学籍番号を明記すること。

3 仲間と議論するのは大いに結構ですが、答案そのものは必ず独力で作成してください。もちろん、日本語の添削を日本語話者に依頼するのはこの限りではありません。


【課題】
第一言語獲得に関する以下の見解にコメントしなさい。

第一言語獲得のために特別な仕組みは必要ではありません。子ども(赤ちゃん)は周りで話されていることばに耳を傾け、それをまねて言ってみます。周りにいる人は子どもがおかしな言い方をしたら、注意します。子どもはそうした注意にしたがって、間違いを直し、次第次第におとなの言語知識に近づいていくのです。それだけの話で、そこに第一言語獲得専用の特別な仕組みは一切必要ではありません。




2015年5月23日土曜日

大津担当の「英語学概論」(嶋田珠巳さんと共同)と「英語学特講」の受講者の皆さん

明海大学外国語学部の「英語学概論」(嶋田珠巳さんと共同)と「英語学特講」の受講者の皆さんに確認です。これらの講義では毎回、出席カードによる出欠をつけています。これまで何回か連続して欠席している人もいますが、規定回数の出席がなければ、単位はとれません。とくに、4年生のみなさん、注意してください。これらの科目の単位がとれなかったために卒業ができなかったということがないようにしてください。


2015年5月19日火曜日

大学院 言語心理学特論

PoSですが、なかなか作業がはかどらないので、ちょっとずるをします。来週までに以下の論文を読んでおいてください。
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1551-6709.2011.01189.x/pdf

アクセスするのに問題があったら至急、連絡してください。

来週はあてますので、きちんとノートを取って、どこがあたっても答えられるようにしておいてください。みんなで事前勉強会などをやっておくことをお勧めします。




ゼミ生の研究計画書

きょう提出してもらった研究計画書を読みました。きちんと書けている人とそうでない人にかなりはっきりと分かれました。呑み会ではもちろんのこと、普段のゼミでもできるだけなごやかにやっていますが、きちんとしなくてはいけない時にはきちんとしましょう。いついつに提出のことと指示されたら、その提出日はきちんと守りましょう。

考えたけれど、テーマも決まらなかったという人もいました。ほんとうに考えたのであれば、それはそれでかまいません。研究計画書に決まらなかったいきさつを書けばよいのです。

研究計画書は手書きでもかまいませんが、丁寧な字で書きましょう。上手な字でなくてもよいのです。読む人の立場にたって丁寧に書く。重要なことです。

プリントアウトする場合も、文章を練らなくてはいけないことに変わりありません。書き殴りのような研究計画書もありました。それではいけません。もう一度、「受講心得」を読み直してください。

提出物があるときは別途指示しない限り、A4版用紙を使ってください。

さて、肝心な内容ですが、調べるだけで片づいてしまうようなトピックは研究にはふさわしくありません。調べたうえで、思考をめぐらし、新たな視点なり、新たな考え方なり、新たな分析なり、新たな理論なりが浮かんでくるようなものでなくては研究とは言えません。すでに何度も言いましたが、このゼミでは考える習慣をつけるのがもっとも大切なことです。

もう1つ、今回のような提出物があるときには必ずコピーを取っておいてください。これはゼミに限らず、これから提出するすべてのものについてそうする習慣をつけてください。

ここまで読んだところで、さきほど提出したものは撤回したいと思ったら、来週、改めて提出してください。




2015年5月18日月曜日

特別演習・特別研究(院ゼミ)

大津の「特別演習・特別研究(院ゼミ)」発表会を5月21日(水曜日)午後1時から行います。メンバーの院生は場所を確保しておいてください。第一希望は院生室隣の会議室です。

なお、この発表会は学内公開ですので、学部生、院生、教員のだれでも参加できます。




2015年5月13日水曜日

大学院応用言語学研究科進学学内説明会、盛会でした

このブログでも案内した「大学院応用言語学研究科進学学内説明会」がさきほど開催されました。今回は1年生、2年生も含め、たくさんの学部生が参加しました。主催者としてはうれしい限りです。明海大学大学院の応用言語学研究科には基礎言語学、応用言語学はもちろんのこと、文学、異文化コミュニケーションなどさまざまな領域の優れた研究者が揃っています。研究者を目指す皆さんはもちろん、教職専修免許証を取りたいと思っている皆さん、高度な知識や技術を身につけて社会に飛び立ちたいと思っている皆さん、ぜひ大学院受験を考えてみてください。

学内説明会は終わりましたが、それに出席しなくても受験は可能です。関心のある人はゼミ担当の教員、大学院で指導を受けたいと思っている教員などとアポイントメントをとって、話し合ってみるとよいと思います。


大学院「応用言語学方法論」受講者のみなさん

昨日(5月12日)に提出してもらった、みなさんの研究計画書ですが、来週、改訂版を再提出してください。理由は計画書としての体を成していないからです。

まず、
1 学生番号
2 氏名
を書くのは当然のことでしょう。

つぎに、
3 研究課題名

そして、
4 研究目的
5 研究目標
このそれぞれがどのようなものであるかは講義中に説明したはずです。また、この2つは密接に関連があり、目的を踏まえた上で、目標の設定をしなくてはいけません。

6 研究内容
計画書の核となる部分です。必要であれば、例文などを使ってください。

7 研究方法
ここも6に同じく、重要な部分です。できるだけ、具体的に書きましょう。

8 期待される結果
9 この研究が応用言語学の研究と考えられる理由

ここも、きちんと考えて書かなくてはいけません。なお、「期待される結果」というのは(とくに)上記4、5、6と照合して考える必要があります。

最後に、2つ程。

A 本文の日本語はきちんとしたものにしてから提出しましょう。できるだけ、日本語を母語とする人(だれでもよいというわけではないことは話したとおりです)に見てもらいましょう。

B 手書きのものを出す時は、丁寧に書きましょう。上手でなくてもかまいませんが、読むのに苦労するようなものは避けるべきです。

全員、「受講心得」をもう一度熟読し、その上で、みんなで集まって反省会をしてください。今回、どんな努力が足りなかったのか、よく話し合って、来週は同じ失敗を繰り返さないようにしてください。

なお、来週から、個別の発表を始めてもらうという方針に変更はありません。

2015年5月12日火曜日

PoS

大学院「言語心理学」の受講者の皆さん、PoSに限らず、生成文法の認知科学的諸概念について原典にあたりたいと思ったら、Lyle JenkinsのBiolinguistics: exploring the biology of language.を参照するのが便利です。この意味は実際に作業をしてみると実感できます。


2015年5月11日月曜日

2015年度英米語学科「はじめまして」講演会(速報)

明海大学外国語学部英米語学科ではここ数年、新任の専任教員による講演会(「はじめまして」講演会)を開催しています。今年度も高野敬三氏(教員養成・教職課程)と瀧田健介氏(言語学・英語学)のお二人による講演会を以下のとおり、企画しました。学部生、院生、教職員はもとより、学外にも広く公開いたしますので、関心がおありの方はぜひご参加ください。お待ちしています。なお、事前申し込みの必要はなく、参加費も無料です。

6月18日(木曜日)午後6時10分から午後8時10分ごろまで
明海大学浦安キャンパス2401講義室

午後6時10分から午後6時20分まで
開会(あいさつ、講師紹介など)

午後6時20分から午後7時10分まで(質疑応答を含む)
瀧田健介氏: 『同じ』って何だろう? --省略現象からみる、言語における『同一性』--

午後7時20分から午後8時10分まで(質疑応答を含む)
高野敬三氏: 私と学校と教育委員会

おおつの部屋---おひまなら来てよね」 今週木曜日

すでに予告のとおり、「おおつの部屋---おひまなら来てよね」を5月14日(木曜日)午後6時からニューマリンズで開きます。

「おおつの部屋---おひまなら来てよね」は広く明海大学コミュニティおよび一般の方々に開かれた懇親の場です。学部生、院生、卒業生、教員、職員をはじめ、どなたでも参加できます。もちろん、大津に会ったことがないかたでも問題ありません。ぜひおいで下さい。


2015年4月28日火曜日

Hillary Clintonの出馬宣言ビデオ

Hillary Clintonの出馬宣言ビデオの書き起こし原稿は以下の場所にありますので、自分の書きとったところと比べて、必要な部分は補ったり、訂正を加えてください。
http://www.bloomberg.com/politics/articles/2015-04-13/transcript-hillary-clinton-announces-run-for-president

今回学ぶべきところは、聴き取り(listening)で大切なのは聴力検査が測るところとは違うという点です。予測(prediction)できることが大切で、それを支えるのは、文法力、語彙力、一般的知識量です。

CNN Student NewsのURLは以下のとおりです。
http://edition.cnn.com/studentnews



2015年4月27日月曜日

大学院応用言語学研究科進学学内説明会

明海大学の学部から明海大学大学院応用言語学研究科への進学を考えている人向けの説明会が5月13日(水曜日)の昼休みに2502教室で開かれます。

応用言語学研究科の概要や進学のために必要な準備をはじめ、重要なことがらについて説明します。

明海大学大学院応用言語学研究科は基礎言語学の堅固な基盤の上に築かれた応用言語学の研究・教育機関です。基礎言語学での論文執筆も可能です。

研究科長、研究科長補佐、大学院担当副学長をはじめ、科目担当、修士・博士論文審査担当の先生がたも多数出席の予定です。

大学院進学を考えている4年生はもちろん、大学院進学について知りたいと思っている3年生以下のみなさんも大歓迎です。

明海大学大学院応用言語学研究科はますます充実の度を高めていきます。そんなタイミングで、応用言語学研究科に籍を置いて、みんなでよりよい大学院を作り上げていくプロジェクトに参加してみませんか。




2015年4月22日水曜日

東京言語研究所 理論言語学講座

「大津研ブログ」に東京言語研究所の理論言語学講座の情報を載せました。今年度、明海の大学院で開講されない科目などを履修するのもよいと思います。なお、大津の特別演習、特別研究を履修している院生で、理論言語学講座の科目を履修する人(それがお勧めですが)はあすの院ゼミで申し出てください。

なお、言語学入門、社会言語学入門、音声学をはじめ、学部生でも理解できる科目もあります。ぜひ積極的に受講してください。




Language Learning

大学院応用言語学方法論を受講している皆さん、Language Learningのこと、確認しましたか?まだだったら、反省してください。授業中にあれだけ言われたら、「くやしい!」と思って、すぐにでも調べなくてはだめです。

OPACで調べると、なんと創刊号から揃っているようですね。まずは現物を手にして、最初の頃の掲載論文に、あの解説に書いてあった傾向がみられるかどうか、確認してください。


今年度はじめてのゼミ呑み会

新年度の大津ゼミができてはじめての呑み会を開きました。わたくしの大学院の講義が7時30分まであったので、それにあわせて、7時開始にしてくれました。7時40分ごろ、会場の新浦安さくら水産に着いたときにはすでに大そうな盛り上がり状態になっていました。ほぼ全員が出席。それに、院生、須田先生も加わって、大人数の呑み会です。ことしは酒好きも多く、これだけにぎやかな会は久しぶりです。

いろいろなことを語り合ううち、約2時間はあっという間に過ぎました。もちろん、それでお開きというわけにはいきません。新浦安の駅地下にある立ち呑み屋さんで二次会。立ち呑みは着席呑みと違って、いろいろな人と話ができるので、とても楽しい。

このゼミ生たちが1年間でどんな成長を見せてくれるのか、大いに楽しみになりました。

月に一度のペースで呑み会をやろうなどという話になりましたので、次回は5月になります。「おおつの部屋---おひまなら来てよね」と合同でやってもいいね。そうであれば、5月14日(木曜日)午後6時からニューマリンズでとなります。

今回の幹事は小出。あまり慣れていないと言っていましたが、とても上手にまとめてくれました。ありがとう。




2015年4月20日月曜日

東京言語研究所春期講座について

この週末(4月18日、19日)に開催された標記の講座についてはすでにこのブログでもお知らせしたとおりです。2日間で現代言語学を鳥瞰でき、しかも、理論言語学講座を受講すれば、この講座の受講料が実質的に無料になるという特典まで用意されており、この機会を逃す手はありません。実際、数人の院生が参加し、心強く感じました。

ただ、多くの院生は一部分たりとも参加することがなく、ほんとうに大学院で基礎言語学、応用言語学を修める気があるのかどうか、不安になります。何度も言っていますが、大学院での研究は講義に出ていればよいというものではないのです。この点、できるだけ早い機会に院生同士で話し合ってください。

また、参加した院生も一日だけの参加であったり、ごく一部分の参加であったりした人も多く、まことにもったいないことをしたと思います。たとえば、高橋将一さんの生成文法の講義は明海大学大学院での生成文法の講義演習とまことに相性の良い内容で、すでに明海で生成文法関係の講義演習を受けた人にはよい復習の機会となり、これから受講を予定している人にとっては生成文法(とくに、その方法)の概要を掴んでおく格好の機会であったはずです。上野善道さんの音声学や西山佑司さんの語用論なども大いに刺激的であったと思います。

まもなく理論言語学講座が始まりますが、ぜひ一人でも多くの院生が参加し、積極的に講義や演習に参加することを期待しています。

2015年4月15日水曜日

東京言語研究所春期講座

東京言語研究所(西新宿)
の春期講座が今度の週末、4月18日、19日に開催されます。

2日間で現代言語学が鳥瞰できます。得難い機会ですので、学部生のみなさん、院生のみなさん、奮って参加してください。

明海大学の関係者では、
西山佑司さん(名誉教授、前副学長、東京言語研究所運営委員長)
嶋田珠巳さん(外国語学部教員)
大津由紀雄(外国語学部教員)
の3名が講師を務めます。


2015年4月14日火曜日

おおつの部屋---おひまなら来てよね

「おおつの部屋---おひまなら来てよね」を5月14日(木曜日)午後6時からニューマリンズで開きます。

「おおつの部屋---おひまなら来てよね」は広く明海大学コミュニティおよび一般の方々に開かれた懇親の場です。学部生、院生、卒業生、教員、職員をはじめ、どなたでも参加できます。ぜひおいで下さい。




大津担当の英語学概論(嶋田珠巳さんとご一緒)と英語学特講の受講について

大津担当の英語学概論と英語学特講ですが、講義概要に明記したとおり、先週第1回目の講義に出席しなかったものは履修できません。ただし、これも講義概要に記したとおり、出席できなかった理由を事前、もしくは、第1回目の講義当日にメールで説明したものはこの限りではありません。

なお、出席した人も今週、写真付きの受講票を提出しないと履修できませんので、間違いのないようにしてください。


特別演習・特別研究

大学院生のための演習である、特別演習と特別研究ですが、4月、5月はつぎの日程で行います。

4月23日(木曜日)午後1時から
5月21日(木曜日)午後1時から

場所はいつもの会議室が使えればそこ、だめなら、6階にしましょう。会議室の手配はお願いします。

なお、発表者や発表順についてはみなさんで話し合って決めておいて下さい。なお、5月の最初の発表者は金さんです。


2015年4月13日月曜日

研究指導に対する大津研究室の基本的な考え方

ゼミ生のみなさん、大津担当の学部向け科目をとっているみなさん、院生のみなさん

今年度最初の一週間が終わりました。

ほかの講義や演習とはだいぶ風情が違うので、戸惑った人も多いかと思います。これは慣れの問題ですから、しばらくこちらのペースに合わせてやってみてください。いずれ楽しさがわかってきます。

この一週間に複数の院生から受けた質問があります。それは「個別指導はないのですか?」。答えは、《個別指導が必要とわたくしが判断したときはしますが、原則として、研究指導はわたくしの指導を受けている院生全員で集まって議論しながら行います》というものです。この点はゼミ生を含め、学部生の皆さんにはあまり違和感はないのではと思うのですが、どうでしょうか。

上の質問のもとには、《研究は指導教員と自分の二人で進めていくもの》という考えがあるように思います。もちろん、指導教員は院生の研究に対して必要と思われる助言を与えるのが任務ですから、そうしますが、そのことは、研究を当該院生と指導教員の中だけに押しとどめておかなくてはならないということを意味するのではありません。

自分の考えを仲間(院生、ゼミ生、など)に聞いてもらい、いろいろな意見をもらい、議論する。そうやって知的に成長していくことが重要です。わたくしは日本でも、アメリカでも、そういう形での指導を受けてきました。教員になってからも、ずっとそういうやり方で指導をしてきました。

「ほかの人たちに自分の研究の話を聞いてもらうのは申し訳ない」と言った院生もいましたが、それは違います。あなたの話を聞くことによってほかの人たちも刺激を受ける。考える素材をもらう。新たな視点に気づく。いろいろなご利益を得るのです。ということは、逆に、ほかの人の話を聞いたときに、あなたもいろいろと発言しなくてはなりません。

お互いに刺激し合う。わたくしは「貢献」ということばを使います。そのことばを使えば、《お互いに貢献しあうということになります。

学部生のみなさん、授業中に《こんなことを言ったらほかの人の迷惑になるのではないか》という気遣いは不要です。実際にそうであれば、わたくしがそう言います。大切なことは積極的に発言することです。

院生のみなさん、明海大学の大学院で、「特別演習」や「特別研究」と呼ばれている、指導教員による研究指導は、いま書いた理由で、基本的に全員が集まって行います。したがって、時間も長時間になります。

互いに切磋琢磨しあいながら、知的な楽しみを共有しましょう。

2015年4月6日月曜日

大津担当の大学院科目、学部用ゼミ、英語学概論、英語学特講を受講予定のみなさん

今週の授業までに、以下をダウンロードして、プリントアウトした上、目をとおしておいてください。

阪大生のためのアカデミック・ライティング入門
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/handle/11094/51131

この文献は、タイトルどおり、もともとは大阪大学の学生用に用意されたものですが、より一般的にも価値のあるものです。ごく短いものですので、必ず読んでおいてください。


いよいよ授業開始

いよいよ、あす6日から授業開始ですね。

わたくしの授業に関しての連絡はこの「新浦安日記」でしますので、受講希望者は必ずこまめに閲覧してください。

わたくしが担当する科目を履修するには第一回目の授業に参加することが必須です。やむを得ない事情で欠席する場合は必ず事前にメールで連絡すること。急病などの場合で、事前の連絡が不可能であった場合はその事情を書いて、その日のうちに、メールで連絡すること。以上のことは『履修要綱』にも書いておきましたが、必ず守ってください。

大学院の応用言語学特論を受講予定の人は以下の2つの論考を読み、ノートを取り、自分の意見をノートにまとめておいてください。









2015年4月3日金曜日

英米語学科新入生の皆さん

明海大学外国語学部英米語学科へのご入学、おめでとう!

このメッセージを書いているのは入学式直前です。式の後、午後から学科別のオリエンテーションがあり、そこで皆さんと初めて顔を合わせることになります。教員のあいさつもありますが、時間が限られているので、きょう、皆さんにぜひ伝えておきたいことを書いておきます。

大学で学ぶことで一番大切なのは、自分で問題を見つけ、それについて自分のあたまで考えることができるようになることです。見つけた問題には模範解答というものがまだ見つかっていないかもしれません。ひょっとすると、そういうものは存在しないのかもしれません。では、なぜ、考えるなどということをするのか。答えは簡単です。楽しいからです。

問題を見つけ、それについて考えをめぐらす。ほかの人が言っていること、書いていることに惑わされることなく、自分のあたまで考えてみる。「批判的(critical)」ということばが使われることもあります。ここでいう「批判的」というのは揚げ足を取るということではないことに注意してください。

明海大学外国語学部英米語学科にはいろいろな教員が揃っています。男性、女性。若手、中堅、ベテラン。英語学、英語文学、英語教育、異文化コミュニケーション。さらには、人柄、性格もさまざまです。できるだけ早く、この先生となら、楽しく語り合うことができるという先生を見つけてください。そして、積極的に語りかけてください。待っています。

1年生用の科目としては、金曜日3限の英語学概論があります。嶋田珠巳さんと二人で担当します。英語学の楽しさ、考えることの楽しさを味わうことができるように工夫を凝らして待っています。ぜひ受講してください。

充実した学生生活を送ってください。

2015年3月25日水曜日

ぜひ多くの方々に読んでいただきたい明海大学卒業生謝辞

姉妹ブログの「大津研ブログ」に「ぜひ多くの方々に読んでいただきたい明海大学卒業生謝辞 」を掲載しました。
http://oyukio.blogspot.jp/2015/03/blog-post_25.html

みなさんもぜひ読んでください。

2015年3月12日木曜日

2015年度理論言語学講座

2015年度の理論言語学講座の要項などが発表されました。明海大学の関係者では、西山佑司さん、嶋田珠巳さん、それに、わたくしが講師を務めます。
http://oyukio.blogspot.jp/2015/03/2015.html

春期講座は2日間で現代言語学を鳥瞰できます。院生はもとより、学部生もぜひ積極的に参加してください。
http://www.tokyo-gengo.gr.jp/pdf/2015_haru_youko.pdf

2015年3月11日水曜日

卒業論文

さきほど、明海大学外国語学部英米語学科卒業論文発表会が行われました。現4年生にとっては必修ではない卒業論文の執筆を選択し、研究に精進した結果が卒業論文として結実したわけで、まことにめでたいことです。

現3年生の中にも同様の選択をした人がいます。ぜひ立派な卒業論文を書き上げてください。

卒業論文に限らず、論文を書くときに心得ておかなくてはいけないことがあります。最近では、「アカデミック・ライティング」の表題のもと、さまざまな本が出版されています。なかには、戸田山和久さんの『新版 論文の教室』(NHKブックス)のように、「論文」ということばをそのままタイトルに使ったものもあります。

そういう状況ですから、その気になりさえすれば、いろいろな本を読むことができるのですが、個人的には、先日、新版が出たばかりのつぎの文献をまず読むことをお勧めします。

「阪大生のためのアカデミック・ライティング入門」(2015年度版)
http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/51131/5/2015academicwriting.pdf

この文献をお勧めする理由の1つに小冊子である点があります。30ページちょっとです。上にあげた戸田山さんの本は名著と言ってもよいと思うのですが、あれでもなかなかハードルが高すぎるという大学生も少なくありません。その点、この文献はきちんと読んでも数時間で読破できます。

さらに、この文献はネット上に無料で公開されています。すばらしいことです。

もちろん、書かれている内容もすばらしく、これだけはどうしても心得ておくべきということが凝縮されています。

この文献の執筆にあたった、大阪大学・全学教育推進センターの堀一成さん・坂尻彰宏さんのお二人とこのような企画を実現させた大阪大学およびその全学教育推進センターに敬意を表したいと思います。

まずはこの文献を読み、その上で、戸田山さんの本を読めば、得るところ大であること、間違いありません。


2015年2月18日水曜日

言語進化に関する講義

4月2日から5日まで、言語の起源と進化に関する講義とポスターセッションの会が東京大学駒場キャンパスで開催されます。
http://langev.tokyo/

第一線の研究者による講義です。しかも、学生・院生は参加費が無料です。まだ受け付けているようですので、ぜひこぞって参加しましょう。


2015年1月29日木曜日

議論型研究会

昨日(2015年1月28日)の午後、第一回議論型研究会が開かれました。学部生を中心とした発表が5件、大学院生による発表が2件ありました。プログラムは前の記事に掲載したとおりです。

予定時間どおりに始まった研究会は途中、議論が盛り上がったりして、予定の5時30分を大幅に超過して終わりました。

今回、とてもうれしかったのは、学部生がこの発表をきちんと準備し、ハンドアウトを用意し、発表方法にも工夫を凝らしていたという点です。これは基本中の基本ですが、(明海大学に限らず)そんなことすら、実行できない学部生や院生が増えているように感じられる昨今、立派なことです。

発表の内容も充実しており、ことに、「なぜ?」という問いかけを大切にしている点を高く評価したい。たとえば、ある発表では、映画の字幕と吹き替え台本の内容にずれがあることを示し、そのずれがなぜ生まれるのかという問いを設定して、自分たちの考えをまとめました。他人の考えを要約したり、真似するのではなく、自分たちで考えて研究を進める。すばらしいことです。

おそらく、今回の発表者たちはこの経験からたくさんのことを得たことと思います。と同時に、聴衆も議論に参加しながら、いろいろなことを学んだはずです。そして、話し手も聞き手もこうした議論を楽しんだはずです。

もう一つうれしかったことは、教員の参加が多かったことです。学科の枠を超えて、学部の枠を超えての参加がありました。さらには、卒業生の参加もありました。明海大学の新たな伝統の始まりを見たような気がします。

今回の企画は外国語学部英米語学科の嶋田珠巳さんによるものです。嶋田さんはあまり多くを語りませんが、おそらく、この研究会のために、丁寧な指導をしたものと思います。しかも、当日は、風邪で体調が思わしくない中、最初から最後まで議論に参加し、立派な研究会になるよう努めていました。嶋田さんのこうした姿勢に発表者が鼓舞されたことは間違いありません。

冒頭に「第一回」と書きましたが、プログラムにはそんなことは書いてありません。でも、この試みをこれでおわりにしてしまう手はありません。ぜひ継続的に開催したいと思います。学部生の皆さん、院生の皆さん、次回はぜひ自分の考えをみんなに聞いてもらいましょう。

研究会の後は懇親会で、これまた大いに盛り上がりました。

2015年1月24日土曜日

明海大学議論型研究会

2015年1月28日(水曜日)午後1時から左のフライヤー記載の要領で「議論型」研究会が開催されます。明海大学外国語学部英米語学科の嶋田珠巳さんが企画した研究会です。「議論型」というのは質疑応答、意見交換の時間をふつうより長めにとり、発表者と聴衆との間で自由な議論ができるように配慮したことを意味しています。

学部生の発表も、院生の発表もあります。

この研究会は公開ですので、明海大学の学部生、大学院生、教職員、一般市民のみなさん、どなたでも参加できます。ことに、知的刺激を求めている学部生の参加を期待しています。もちろん、1年生でもかまいません。

事前申し込みは必要ありません。

研究会のあとはニューマリンズでインフォーマルな懇親会を開きます。こちらにもぜひ参加してください。

2015年1月8日木曜日

ことしも楽しく、にぎやかに!

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
ことしも楽しく、にぎやかな一年にしましょう。

東京言語研究所のいろいろな新規情報がアップされています。ぜひ積極的に参加してください。春期講座と理論言語学講座には来年度から明海大学の嶋田珠巳さんが講師として初登場です。受講を勧めます。なお、明海大学名誉教授・前副学長の西山佑司さんが研究所の運営委員長を務めておいでです。
http://www.tokyo-gengo.gr.jp/

「大津研ブログ」も更新しておいたので、併せて、ご覧ください。
http://oyukio.blogspot.jp/